【紀伊國屋書店出版部】12月新刊『マイクロバイオームの世界――あなたの中と表面と周りにいる何兆もの微生物たち』
時代はヒトゲノム計画から
ヒトマイクロバイオーム計画へ!
近年、腸内細菌相(腸内フローラ)と、自閉症、肥満、がん、アレルギーなどの疾患との関連が明らかになりつつあります。また、腸内に限らず、皮膚、口腔、肺、性器などさまざまな場所に細菌の群集(=マイクロバイオーム)が独自の生態系を形成していることがわかってきました。医療や美容との関わりも深いこの分野の研究には、現在注目が集まっています。
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本書は、生命とは何かという根本的な問いから、研究の背景や最新の成果までを豊富な手描きイラストと共にわかりやすくまとめた、
マイクロバイオームの基礎を包括的に知るための格好の基本書です。
書評サイト「HONZ」にて
★澤畑塁さんの書評が掲載されました!
http://honz.jp/articles/-/43549
★「訳者あとがき」が掲載されました!
http://honz.jp/articles/-/43555
【マイクロバイオームとは】----------------------------------------------------
私たちの体の内部や表面のほか、家庭や学校など、生活の場のそれぞれに存在する微生物の集まりであり、そうした微生物のもつ遺伝子の総体を指す場合もある。