《第154回紀伊國屋サザンセミナー》『文学の淵を渡る』(新潮社)刊行記念トークイベント 大江健三郎 古井由吉「漱石100年後の小説家」※本講演会は終了しました
第154回紀伊國屋サザンセミナー
『文学の淵を渡る』(新潮社)刊行記念トークイベント
大江健三郎 古井由吉
「漱石100年後の小説家」
漱石の小説は、なぜ100年経っても色あせず、いまなお読者を魅了するのか。
日本の古典のみならず、19世紀イギリス小説や漢詩から、文学の養分をたっぷりと吸いあげ、現代までつづく日本の「小説」の源流となった漱石。
その水脈に、当代随一の小説家二人が迫り、文学の過去・現在・未来を語ります。
日 時|2015年6月29日(月) 19:00開演 (18:30開場)
会 場|紀伊國屋サザンシアター (紀伊國屋書店新宿南店7F)
料 金|1,500円 (税込・全席指定)
《6月8日(月)10:00よりチケット発売・電話予約開始》 ■前売取扱(店頭販売) |
大江健三郎 (おおえ・けんざぶろう)
1935年、愛媛県生まれ。東京大学仏文科卒業。1958年「飼育」で芥川賞、以後「万延元年のフットボール」で谷崎潤一郎賞、「「雨の木」を聴く女たち」で読売文学賞など受賞多数。94年、ノーベル文学賞受賞。近著に「晩年様式集」「大江健三郎自選短篇」など。
古井由吉 (ふるい・よしきち)
1937年東京都生まれ。東京大学独文科修士課程修了。1971年「杳子」で芥川賞、以後「栖」で日本文学大賞、「槿」で谷崎潤一郎賞、「仮往生伝試文」で読売文学賞など受賞多数。その他の著書に「楽天記」「野川」「辻」「鐘の渡り」など。新作「雨の裾」を六月中旬刊行予定。
共 催|新潮社、紀伊國屋書店
明快にして難解な言葉
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