紀伊國屋書店出版部2月の新刊『原爆を盗め!――史上最も恐ろしい爆弾はこうしてつくられた』
歴史が「退屈」だと考えている若者の目を一気に覚まさせる、手に汗握るノンフィクション!(ウォール・ストリート・ジャーナル書評より)
第二次大戦下、原爆開発競争のゴングが鳴った。米英の「マンハッタン計画」に天才科学者が集結し、その情報を盗もうとソ連のスパイが暗躍する。一方で、ヒトラーも原爆製造を進めていた。現在世界に1万6千発以上、私たちの時代を決定的に変えてしまった核兵器開発をスリリングな筆致で綴った、ロバート・F・サイバート賞、、全米図書館協会ヤングアダルトサービス部会(YALSA)ノンフィクション部門最優秀賞、ニューベリー賞佳作ほか受賞多数の話題作!
70年前に原爆を投下され、原子力の平和利用の結果としての原発事故を4年前に起こした日本。これまで被害者側の視点から語られることの多かった「原爆製造」を、多角的な視点から理解するための「ポピュラーヒストリー」ともいうべき一冊です。