原爆を盗め!―史上最も恐ろしい爆弾はこうしてつくられた

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原爆を盗め!―史上最も恐ろしい爆弾はこうしてつくられた

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  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784314011273
  • NDC分類 559.7
  • Cコード C0022

出版社内容情報

米英ソ独の原爆開発競争を、科学者とスパイたちを主人公にして、スリリングな筆致で綴った歴史ノンフィクション

第二次大戦下、原爆開発競争のゴングが鳴った。米英の「マンハッタン計画」に天才科学者が集結し、その情報を盗もうとソ連のスパイが暗躍する。一方で、ヒトラーも原爆製作を進めていた。現在世界に1万6千発以上、私たちの時代を決定的に変えてしまった核兵器開発をスリリングな筆致で綴った、歴史ノンフィクション。

内容説明

第二次大戦下、原爆開発競争のゴングが鳴った。米英の「マンハッタン計画」に天才科学者が集結し、その情報を盗もうとソ連のスパイが暗躍する。一方で、ヒトラーも原爆製造を進めていた。現在世界に1万6千発以上、私たちの時代を決定的に変えてしまった核兵器開発の知られざる物語。ロバート・F・サイバート賞、全米図書館協会ヤングアダルトサービス部会ノンフィクション部門最優秀賞受賞作。

目次

第1部 三つどもえの競争(やせたスーパーヒーロー;「U」の件 ほか)
第2部 連鎖反応(崖の上;国際ギャング養成学校 ほか)
第3部 原子爆弾のつくり方(サンタフェの門番;ガジェット ほか)
第4部 最終組み立て(パイロット;スイス計画 ほか)

著者等紹介

シャンキン,スティーヴ[シャンキン,スティーヴ] [Sheinkin,Steve]
ニューヨーク州在住の作家。シラキュース大学で国際関係論とコミュニケーション論を学んだあと、オーデュボン協会(野生生物・自然保護団体)での活動、映画の脚本、歴史教科書の執筆者を経て、2006年に作家デビュー。これまでに若い世代向けの歴史ノンフィクションを6冊発表。『悪名高きベネディクト・アーノルド(The Notorious Benedict Arnold)』(未邦訳)では、「ボストン・グローブ」紙の「ホーンブック賞」をノンフィクション(NF)部門で受賞したほか、全米図書館協会ヤングアダルトサービス部会(YALSA)のNF部門最優秀賞も贈られている

梶山あゆみ[カジヤマアユミ]
東京都立大学人文学部英文学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

343
原爆が日本に投下されたのは、ふざけるなという怒りを持ちつつも、読んでいくとアメリカの計画がいかにソ連に筒抜けだったのか。そしてドイツの核兵器製造を断念させるために決死隊を送る場面もワクワクした。スパイ映画を見ているような感じだった。オッペンハイマーがほぼ主人公だけど、せっかく持てる原子力の叡智を集めて作った割に報われる事は少ないし、ソ連スパイに簡単に接触できるレベルというのも驚いたし、アメリカという国。核兵器のある世界について考えさせられる事は数多い。2017/11/02

七色一味

45
読破。これは◯日一冊会絡みで、YAでオススメのノンフィクションはありませんか?に対して紹介されていた作品です。一般的中学生にはちょっと難しいかと。高校生以上にはオススメです。☆あまり歴史の教科書でも詳細には扱っていないWWⅡあたり、1938年物理学者の間で光よりも速く広がった「核分裂」という現象。その瞬間から核爆弾開発競争が全世界で始まったのですが、米国のいわゆるマンハッタン計画に絡んでの米ソのスパイ合戦を、1人のスパイの自白から構成していった作品です。サスペンス小説風に書かれており読み応えあります。2016/08/14

T2y@

35
物理学 未踏領域への挑戦。 悪の枢軸ナチス撃滅の為。 科学者達はそれぞれに信念を持って、人類史上最悪の破壊兵器を作り出し、やがて意義を見失い、所持する事に畏怖を感じつつ、『バランスを取る為に』その技術を結果、拡散させてしまった。 大戦後の技術・情報漏洩スパイ合戦については、期待程のボリュームで無かったが、良く纏まったノンフィクション。 “『ほかに道はない』のでは無い、『ほかの道を見出すには才知が足りない』というべきなのだ。”2016/02/09

seraphim

28
読友さんご紹介本。私はあまりノンフィクションは好んで読まない。しかしこの本は、まるで映画を見ているような手に汗握る展開が続き、ひきこまれてしまった。原爆を作るアメリカの科学者と、その情報を盗もうとするソ連のスパイ、そして、ドイツの原爆開発阻止のために動く工作員の3つの視点が交錯する作りになっているので、最後まで飽きることなく読んでしまった。訳者あとがきでも触れられていたが、原爆投下を肯定するそぶりがないことも好印象。この本はYA向けに書かれたということだが、大人にもお薦めしたい良書だと思う。2016/08/08

コロコロ

25
本書は原爆を作った側から書かれているが、必ずしも原爆を肯定しているわけではない。計算上は果てしないエネルギーを産むウランの核爆発。すごいものを作ってしまったという罪悪感。これで戦争が終わるという安堵感。米国は数年後にはビキニ諸島で水爆実験をする。そしてまた被爆したのは日本人。米国はホントに信頼に値する国なのかと疑問を抱く。昨今のとどまることを知らない中国の軍備拡張。独裁国家も核を保有し、テロリストにだって核がわたるかもしれないこの時代では、核のない世界になんて二度と戻ることはないだろう。2016/12/27

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