《第259回新宿セミナー@Kinokuniya》弟子吉治郎『立川談志 鬼不動』刊行記念〜家元談志のことば〜(2015年1月16日)※本講演会は終了しました。

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立川談志があと十年健康であったなら......。業ということばの奥底に潜んでいるもっと違う世界を見せてくれたのではないか。談志の目指した別次元にまで到達した落語を聞いてみたかった。イリュージョンとは何であったのか。談志が天空で試みるネタおろしを記した『立川談志 鬼不動』には、私たちの知りたい何かがちりばめられている。

嵐山 光三郎 (あらしやま・こうざぶろう) 
1942年静岡県生まれ。作家。
平凡社「太陽」編集長を経て独立。1988年『素人包丁記』により、講談社エッセイ賞受賞。2000年『芭蕉の誘惑』によりJTB紀行文学大賞、2006年『悪党芭蕉』により泉鏡花文学賞、2007年読売文学賞をダブル受賞。他に『文人悪食』。

弟子吉治郎 (でし・きちじろう) 
1947年滋賀県生まれ。
中部日本放送 (CBC) でラジオ番組のディレクターなどとして活動。1995年には上岡龍太郎に弟子入りし、「弟子吉治郎」を名乗り、上岡との共著書を発行する。『引退』『龍太郎歴史巷談』『"隠居"のススメ』『湖猫、波を奔る』。

内田春菊(うちだ・しゅんぎく)
長崎県生まれ。漫画家。
1984年、四コマ漫画家デビュー。代表作に「南くんの恋人」「水物語」。小説「ファザーファッカー」が直木賞となり、第4回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。俳優、歌手、脚本家、監督としても活動している。

立川志らく(たてかわ・しらく) 
1963年8月16日生まれ、東京都出身。
1985年10月立川談志に入門、1995年真打昇進。落語家、映画監督(日本映画監督協会所属)、映画評論家、エッセイスト、昭和歌謡曲博士、劇団主宰と幅広く活動している。

松岡ゆみこ(まつおか・ゆみこ)
1963年落語家立川談志の長女として生まれる。タレント。1999年からは銀座でクラブ「Tee Off」を経営、そのかたわら2012年からは「松岡ゆみこ」の名でテレビ・ラジオ等のコメンテーターとして活躍している。著書に、『ザッツ・ア・プレンティー』、『DNA対談 談志の基準』がある。

元木昌彦(もとき・まさひこ)
1945年生まれ。編集者 ライター。
「オフィス元木」主宰「編集者の学校」を各地で開催。「FRIDAY」「週刊現代」「オーマイニュース」など数々の編集長を歴任。著書「裁判傍聴マガジン」「メディアを思う日々」「週刊誌は死なず」「新版 編集者の学校」など。

日  時|2015年1月16日(金)19:00開演(18:30開場)

会  場|紀伊國屋ホール(紀伊國屋書店新宿本店4階)
料  金|2,000円(全席指定・税込)
前売取扱|キノチケットカウンター(紀伊國屋書店新宿本店5階10:00~18:30)
電話予約|紀伊國屋ホール 03-3354-0141(受付時間10:00~18:30)
《12月12日(金)より、チケット発売・電話予約受付開始》
※10歳未満のお子様はご入場いただけません。
主  催|紀伊國屋書店、立川企画
協  力|河出書房新社

※イベントの日時・時間については急な変更等ある場合がございます。詳細は各店にお問い合わせください。
※定員になり次第、チケットの発行を終了させていただきます。尚、当サイトでのチケット完売のご案内は遅れる場合があります。チケットの残数については上記へお問い合わせください。

立川談志鬼不動 天空のネタ下ろし

立川談志鬼不動 天空のネタ下ろし

弟子吉治郎 / 河出書房新社
2014/10出版
ISBN : 9784309275291
価格:¥1,944(本体¥1,800)

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談志落語の核心は、業の肯定とイリュージョン。
その神髄を、「今」の談志に尋ね、志ん生、三平との座標軸の中に解き明かす。

2014.12.11 イベントに行こう  エンタメ あの人が来る!!

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