《新宿セミナー@Kinokuniya》『[原寸版]初期アメリカ新聞コミック傑作選1903-1944』(創元社)刊行記念 柴田元幸 講演会 「一世紀前の新聞マンガのすごさ」(2013年8月19日)※本講演会は終了しました。
一世紀前、アメリカでは新聞マンガのものすごく豊かな世界が広がっていました。1ページをまるまる使った、色も構成もストーリーも言葉遣いも凝りに凝った、時に華麗、時に滑稽、しかしつねに心に取り憑くとびきり上級のアートを、読者は人気TVドラマを待つように楽しみに待っていました。よかれあしかれ、新聞の売れ行きもマンガの質によって左右され、新聞社は人気マンガ家の争奪戦をくり広げました。
今回の講演は、現代アメリカ小説の翻訳で知られる柴田元幸氏が、その「一世紀前の新聞マンガのすごさ」を存分に語り下ろします。現代マンガよりも過激で斬新。多くの視覚・文学表現に影響を与えた一級の芸術作品がついに目の当たりとなります。
柴田元幸(しばた・もとゆき)
1954年、東京都生まれ。東京大学文学部教授、翻訳家。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、レベッカ・ブラウンなど、現代アメリカ小説の翻訳で知られる。2007~11年まで文芸雑誌『モンキービジネス』の責任編集。2005年、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞受賞。2010年、トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』(上・下)で日本翻訳文化賞受賞。著書に、『生半可版 英米小説演習』、『つまみぐい文学食堂』、『ケンブリッジ・サーカス』、『翻訳教室』、訳書に、L・フランク・ボーム『新訳 オズの魔法使い』、エドワード・ゴーリー『うろんな客』、ベン・カッチャー『ジュリアス・クニップル、街を行く』、マーク・トウェイン『トム・ソーヤーの冒険』、ミルハウザー『ナイフ投げ師』、村上春樹氏との共著に、『翻訳夜話』、『翻訳夜話2-サリンジャー戦記-』ほか多数。
日 時|2013年8月19日(月)19:00開演(18:30開場)
会 場|紀伊國屋ホール(紀伊國屋書店新宿本店4階)
料 金|1,500円(全席指定・税込)
前売取扱|キノチケットカウンター(紀伊國屋書店新宿本店5階10:00~18:30)
電話予約|紀伊國屋ホール 03-3354-0141(受付時間10:00~18:30)
《7月1日(土)より、チケット発売・電話予約受付開始》
※10歳未満のお子様はご入場いただけません。
主 催|紀伊國屋書店、創元社
※ご来場くださったかた全員に、『[原寸版]初期アメリカ新聞コミック傑作選1903-1944』の粗品を進呈いたします。
※当日、会場にて当該商品をご購入くださったかたには特製グッズを進呈いたします。
※イベントの日時・時間については急な変更等ある場合がございます。詳細は各店にお問い合わせください。
※定員になり次第、チケットの発行を終了させていただきます。尚、当サイトでのチケット完売のご案内は遅れる場合があります。チケットの残数については上記へお問い合わせください。