【紀伊國屋ホール】 岡部企画プロデュース公演「隠岐騒動」(2013年6月26日~30日)※本公演は終了しました。
岡部企画プロデュース公演 紀伊國屋書店提携 「隠岐騒動」 |
■日程 2013年6月26日(水)~30日(日)
■作・演出 岡部耕大
■出演
今井徳太郎 岡部大吾 小池雄介
小林太一 五歩一豊 高橋裕太 ほか
■ストーリー
幕末維新の変革期。隠岐を代表する人物、儒学者の中沼了三の教えを受けた隠岐の青年たち、井上甃介、中西毅男(はたお)、横地官三郎、忌部(いんべ)正弘らにより、幕末隠岐の変革は推進されていった。文化6年、隠岐には異国船が来航している。天保8年に起った大塩平八郎の挙兵も「世直し」を「模索」するものであった。大塩の乱、モリソン号事件、蛮社の獄と、問題案件を処理した水野忠邦の国家の中央集権化を図るインフレ政策の付けは大きかった。隠岐騒動のきっかけとなった「文武館」設立運動は隠岐への「黒船」来航に起因し、起こったものである。インフレは隠岐の人民の生活を直撃し始めていた。家族は離散、土地は手放されていった。鳥羽・伏見の戦い、薩長政権の樹立、廃藩置県の断行、隠岐島民には自らの防衛努力、自助自立化が明白な形で育ってきた。攘夷の気概は旺盛で、いつ外敵が進入してきても断固戦い抜くという張り詰めた気持ちだけは持っていた。村々では武芸・格闘技が若者たちの間で積み上げられていった。村の幹部・庄屋・年寄・豪農・神官たちは壮士風を装い剣を持ち、皆、戦う構えを示していた。それは松江藩に代表される武士の時代の終焉を意味していた。こうして隠岐騒動は起こったのである。
■日程表
《チケット情報》
■チケット発売 5月15日(水) ■前売券取り扱い |
■お問合せ 岡部企画 044-933-9754