【紀伊國屋書店出版部】10月の新刊『どっちがへん? スペシャル』
見て・探して・考えて――
ベストセラー『100かいだてのいえ』(偕成社)で、絵本作家として大きな注目を集める岩井俊雄さんの最新絵本を刊行いたします。
メディアアーティストとして国際的に活躍する岩井さんがその対極ともいえる"アナログ"な絵本づくりをスタートさせたのはご自身の子育てがきっかけでした。絵本作家としてのデビュー作は弊社より2006年に刊行した、『どっちがへん?』。ちょっとしたお出かけの際にパッと取り出して遊べるこの小型絵本は、親子のコミュニケーションツールとしてロングセラーとなっています。
岩井さんにとって「原点」ともいえるその『どっちがへん?』をこのたびバージョンアップ! 大型化し、オールカラーに、さらにモチーフを増量。まったく違った世界観をもつ、新しい絵本が生まれました。
『どっちがへん?スペシャル』はじっくり型の絵本。似ているようでどこかが違うふたつの絵を前に、「どっちがへん? どこがへん? どうしてへん?」と問いかければ、「ここ! ここ!」と子どもたちが自然に話しだす一冊です。