2017年06月07日

村上春樹 『HARUKI MURAKAMI 9 STORIES パン屋再襲撃』(スイッチ・パブリッシング刊)初刷12,000冊を買切、全国の書店で発売

 株式会社紀伊國屋書店(代表取締役会長兼社長  高井 昌史)は、株式会社スイッチ・パブリッシング(代表取締役社長  新井 敏記)が刊行する村上春樹『HARUKI MURAKAMI 9 STORIES パン屋再襲撃』初刷り15,000冊の内、12,000冊を買切り、自社店舗および取次店を介して全国の各書店において、6月20日(火)から販売を開始します。

 2015年9月の村上春樹『職業としての小説家』に続いて、初刷りの大半を国内書店で販売することで、出版流通市場の活性化を目指す試みです。紀伊國屋書店が推進している「直取引・買切り」というビジネスモデルの一環となります。

 今回は、前回の『職業としての小説家』と異なり、取次店から各書店への配本を買切り条件ではなく委託条件に変更することで、より多くのリアル書店に行きわたらせ、「バンドデシネ」という新しい本のジャンルが、日本で更に広まっていくことを期待しています。

<村上春樹 『HARUKI MURAKAMI 9 STORIES パン屋再襲撃』 の概要> 

2017年6月20日発売
B5変型 28ページ 本体価 1,600円
株式会社 スイッチ・パブリッシング

原作:村上春樹
翻案:Jc ドゥヴニ
漫画:PMGL

フランスの気鋭のアーティストが、村上春樹氏の代表的な短編9作をバンドデシネ作品しました。MONKEY掲載時に大好評を得た「かえるくん、東京を救う」ほか、バンドデシネで読む村上春樹短編シリーズ全9巻の刊行を6月より開始します。記念すべき第1弾は、村上短編の中でもカルト的人気を誇る名作「パン屋再襲撃」。世界でも初となる村上作品の漫画化です。

リリースに関するお問い合わせ先 : 株式会社紀伊國屋書店 総務部広報担当
info@kinokuniya.co.jp