2016年08月02日

紀伊國屋書店 トーハンロジテックスと提携した直仕入物流を開始

 株式会社紀伊國屋書店(代表取締役会長兼社長 高井 昌史)と株式会社トーハンロジテックス(代表取締役社長 近藤 敏貴)は、直仕入物流に関する業務委託契約を締結し、トーハンロジテックスのインフラを活用した紀伊國屋書店各店舗への直仕入商品の送品を行うことに合意いたしました。

 紀伊國屋書店は出版流通改革の一環として、2015年9月のスイッチパブリッシングの新刊『職業としての小説家』を皮切りに、社内物流を利用した買切・直仕入プロジェクトを拡大して参りましたが、規模拡大に伴い、いくつかの課題が顕在化して参りました。
① 新刊配本時に於ける取次のライン物流と、各店舗への着荷日の同期
② 社内物流の物流単価
③ 各店舗での仕入検品・データ入力作業の負担増

 こうした諸課題の解決を図るためには、長らく業界の物流インフラとして機能している、トーハングループの株式会社トーハンロジテックスの物流システムを使うことが、出版社・書店にとって最も合理的であると判断いたしました。

 今後、紀伊國屋書店はトーハンロジテックスとの協力関係の下、更に買切・直仕入プロジェクトを拡大して参ります。