2009年09月10日

映画公開記念、紀伊國屋書店新宿本店Wブックフェア 「ココ・シャネルとモードの世界 / ココ・シャネルと1920年代のパリ」10/2(金)まで、開催中!

紀伊國屋書店は、新宿本店2階催事場にて、大型ブックフェア企画「ココ・シャネルとモードの世界 / ココ・シャ ネルと1920年代のパリ」を開催いたします。

20090910.jpgココ・シャネル生誕125周年を迎えた 2008 年 から、フランスを中心にココ・シャネルへの関 心、再評価の動きが活発になっています。こ こ日本でも、シャネルを主題にした映画が3 本、現在全国で上映中の『ココ・シャネル』、 9/18 公開の『ココ・アヴァン・シャネル』、2010 公開予定の『シャネルとストラヴィンスキー』と、 今年から来年にかけて立て続けに公開され ます。この機会に合わせ、ファッションと文化 の両面から関連書籍を集めました。




ブックフェア「ココ・シャネルとモードの世界 / ココ・シャネルと1920年代のパリ」概要
場所 : 紀伊國屋書店新宿本店 2階催事場
期間 : 2009年9月6日(日)~10月2日(金)
WEBサイト :http://bookweb.kinokuniya.jp/bookfair/chanelfair01.html


フェア構成:
当ブックフェアは全体を、「ココ・シャネルとモードの世界」「ココ・シャネルと1920年代のパリ」という視点の異なる2 つのフェアによって構成いたしました。それぞれの中にいくつかの小カテゴリーを設け、また両フェアを架橋すると 考えられる本を「シャネルの本」として展示しております。

■共通カテゴリー「シャネルの本」
1920年代のパリにおいて、ファッションだけでなく女性としての生き方においても革命を起こし、新しい女性の代 表となったココ・シャネル。まずは彼女について書かれた多くの本を紹介します。

200909102.jpg■フェアA|ココ・シャネルとモードの世界
ポール・ポワレによって生み出されたパリ・モードの世界に、シャネルは革命を起こし ました── ここではシャネルについて書かれた本とともに、ファッションとモードの世 界を様々な面から読むことのできる本を集めました。

カテゴリー1:ファッション/モードの歴史 はるか古代より続く服飾の歴史の中から、20世紀初頭から現在へいたるモードの世 界が生まれました。
カテゴリー2:ファッション/モードを考える 服はただ着るだけではなく、考えるものでもあります。私たちをとりまく服飾の世界を 考えるための手がかりを集めました。


200909103.jpg■フェアB|ココ・シャネルと1920年代のパリ
「シャネル」が誕生した1920年代のパリは、当時のあらゆる先端的な芸術の中心地 であり、そこでココ・シャネルは多くの芸術家を援助していました。シャネルが生きた2 0年代パリをとりまく芸術の世界を、ジャンルを越えてお楽しみください。

カテゴリー1:アール・デコの世界 20年代の様式 シャネルが活躍した時代に誕生した建築・デザイン・ファッションの様式、アール・デ コ。現代へと繋がるエレガントな美学を堪能して下さい。
カテゴリー2:ジャン・コクトー 20年代パリの中心 パリの芸術家たちの中心には常にコクトーがいました。そして、ラディゲが20歳の若 さで死んだ時、失意のコクトーを慰めたのは友人であったシャネルだったそうです。
カテゴリー3:エコール・ド・パリの画家たち 20年代にパリのモンパルナスに集い、ともに創作に励んだ画家たちのことを「エコール・ド・パリ」と呼びます。日本 から渡仏したレオナール・フジタこと藤田嗣治もその一人でした。
カテゴリー4:パリの異邦人たち 第一次大戦後、フィッツジェラルド、ヘミングウェイを始めとして、様々な異邦人たちがパリに惹かれてやって来ま した。彼らはパリの熱気に後押しされ、新たな芸術を生み出したのです。
カテゴリー5:アヴァンギャルドの奔流 第一次大戦の衝撃は、近代ヨーロッパの知性に反抗し、異議を突きつける前衛芸術の数々を生み落としました。 パリに集結したダダイストやシュルレアリストたちが、ギャラリーや劇場を燃え上がらせました。