第300回新宿セミナー@Kinokuniya 「文学と芸能の始原へ」安藤礼二×やなぎみわ(2019年11月18日) ※本講演は終了しました
第300回新宿セミナー@Kinokuniya 羽鳥書店創業10周年記念&安藤礼二『迷宮と宇宙』刊行記念 |
講演終了後、安藤礼二さん、やなぎみわさんのサイン会を行います。
当日、会場ロビーにて販売する安藤礼二著『迷宮と宇宙』(羽鳥書店刊本体予価2,800円)、やなぎみわ著『神話機械』(羽鳥書店刊本体価格2,800円)をご購入の方それぞれ先着100名の方に整理券を配布いたします。
(会場外からお持込みの本・色紙等へのサインはお断り申しあげます。)

やなぎみわ(やなぎ・みわ):美術家・演出家。1967年、神戸市生まれ。京都市立芸術大学大学院(工芸専攻)修了。1990年代半ばより、若い女性をモチーフにCGや特殊メークを駆使した写真作品を発表。制服を身につけた案内嬢たちが商業施設空間に佇む〈エレベーター・ガール〉をはじめ、〈マイ・グランドマザーズ〉や〈フェアリー・テール〉などのシリーズにより脚光を浴びる。2009年第53回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館代表。2010年からは演劇プロジェクトを始動。2016年から、巨大な台湾製のトレーラー車をステージにした野外劇『日輪の翼』(原作:中上健次)を日本各地で巡回し、話題を集めている。現在、「やなぎみわ展 神話機械」が巡回中。
「やなぎみわ展 神話機械」
会場:神奈川県民ホールギャラリー 会期:2019年10月20日〜12月1日
【店頭販売】
キノチケットカウンター (新宿本店5階/店頭販売 受付時間10:00~18:30)
【キノチケオンライン】(24時間受付)
『迷宮と宇宙』
四六判 上製 320頁 2019年11月中旬刊行 本体価格2,800円
現世と幽冥を行き来する者たちの壮大な文学史。
ポーと篤胤を起点に、鏡花、谷崎、土方、乱歩、三島、澁澤へとつながる6篇「I 迷宮と宇宙」。賢治と久作を手繰りよせる2篇「II 胎児の夢」。最後に、ポーからボードレールに及ぶ1篇「III 批評とは何か」で「解釈」(翻訳)そして「創作」について分析する。文芸批評の集大成。
美術と舞台を往還するやなぎみわ、10 年ぶりの大規模個展「神話機械 Myth Machines」公式図録。展覧会は全国5館を巡回し、残る会期は、神奈川県民ホールギャラリー10/20〜12/1、静岡県立美術館12/10〜2020/2/24。安藤礼二氏が「折口信夫、中上健次、やなぎみわ──「うつほ」の共振」を寄稿。
【羽鳥書店創業10周年フェア開催いたします】
紀伊國屋書店新宿本店3F(2019年11月1日〜30日)
羽鳥書店は、法律・人文・美術を柱として、2019年9月現在、78点を出版しました。今秋10月から11月にかけては、新刊3点、山縣由美子『奇跡の集落やねだんを取材した日々』、長谷部恭男『憲法学の虫眼鏡』、安藤礼二『迷宮と宇宙』をつづけて刊行します。