【紀伊國屋書店出版部】2月新刊『書物の破壊の世界史』

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「50世紀以上も前から書物は破壊され続けているが、
 その原因のほとんどは知られていない。
 本や図書館に関する専門書は数あれど、
 それらの破壊の歴史を綴った書物は存在しない。
 何とも不可解な欠如ではないか?」

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アレクサンドリア図書館の栄枯盛衰、
ナチスによる"ビブリオコースト"、
イラク戦争下の略奪行為、
電子テロ......

どの時代にも例外なく書物は破壊され、
人類は貴重な遺産、継承されるべき叡智を失ってきた。
ことは戦争や迫害、検閲だけでなく、
数多の天災・人災、書写材の劣化、害虫による被害、
人間の無関心さにおよぶ。

幼少期に地元図書館を洪水によって失った著者が、
膨大な量の文献や実地調査により、
世界各地の書物の破壊の歴史をたどる。


図書館の歴史に関する世界的権威として知られ、過去にベネズエラ国立図書館の館長をつとめたほか、2003年にはユネスコの使節団の一員としてイラクにおける図書館や博物館、美術館の被害状況を調査した著者による、17か国で翻訳された一冊。

ウンベルト・エーコ(「この本は必読。震撼させられる」)
ノーム・チョムスキー(「感銘を受けた。同テーマを扱ったなかで最高の書」)絶賛!

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書物の破壊の世界史 シュメ-ルの粘土板からデジタル時代まで
フェルナンド・バエス、八重樫克彦
紀伊國屋書店 (2019/03 出版)
ISBN:9784314011662
価格:¥3,780(本体¥3,500)

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2019.02.27 出版  人文 社会