《第193回新宿セミナー@Kinokuniya》 上野千鶴子×古市憲寿トークイベント 「団塊世代と若者世代が、これからの老後についてトークバトル」 ※本講演会は終了しました。

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『おひとりさまの老後』が爆発的にヒットをした上野千鶴子へ、教え子の古市憲寿が「待った!」をかけた。
上野の反撃に、古市はもう返す言葉も出ないのか。
「団塊世代は子育てに失敗しました」という上野の言葉の真意は......!? 親子の年の差の2人の社会学者が、若者のこれから、日本の老後のこれからについて、まじめに、熱く繰り広げるトークライブをお届けします。

上野千鶴子(うえの・ちづこ)
 1948年富山県生まれ。東京大学名誉教授。
  東京大学大学院教授を2011年退職。NPO法人WAN理事長。
  長年、日本における女性学・ジェンダー研究のパイオニアとして活躍。
  近年は介護とケアの領域へと研究範囲を拡大。
  著書に『家父長制と資本制』『近代家族の成立と終焉』(以上、岩波書店)、
  『おひとりさまの老後』(法研)、『ケアの社会学』(太田出版)など多数。

古市憲寿(ふるいち・のりとし)
 1985年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍。
  慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席)。有限会社ゼント執行役。
  専攻は社会学。著書に『希望難民ご一行様』(光文社新書)、
  『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)、『遠足型消費の時代』(共著、朝日新書)。

《終演後にサイン会開催》
当日会場にて『上野先生、勝手に死なれちゃ困ります』をお買上げのお客様、先着100名様に整理券をお配りいたします。


日  時|2011年11月13日(日)19:00開演(18:30開場)
会  場|新宿・紀伊國屋ホール(紀伊國屋書店新宿本店4階)
料  金|1,000円(全席指定・税込)
前売取扱|キノチケットカウンター(紀伊國屋書店新宿本店5階10:00~18:30)
電話予約|紀伊國屋ホール 03-3354-0141(受付時間10:00~18:30)
《10月31日》(月)より、チケット発売・電話予約受付開始》
主  催|紀伊國屋書店
協  力|光文社

※イベントの日時・時間については急な変更等ある場合がございます。詳細は各店にお問い合わせください。
※定員になり次第、チケットの発行を終了させていただきます。尚、当サイトでのチケット完売のご案内は遅れる場合があります。チケットの残数については上記へお問い合わせください。

上野先生、勝手に死なれちゃ困ります 僕らの介護不安に答えてください

上野先生、勝手に死なれちゃ困ります 僕らの介護不安に答えてください

上野千鶴子(社会学)、古市憲寿 / 光文社
2011/10出版
ISBN : 9784334036478
価格:¥820(本体¥760)

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ベストセラー『おひとりさまの老後』を残して、この春、東大を退職した上野千鶴子・東大元教授。
帯の名文句「これで安心して死ねるかしら」に対して、残された教え子・古市憲寿が待ったをかける。
親の老いや介護に不安を覚え始めた若者世代は、いくら親が勝手に死ねると思っていても、いざとなったら関与せずにはすまない。
さらに少子高齢化社会で、団塊世代による負の遺産を手渡されると感じている子世代の先行きは、この上なく不透明。
だとすれば、僕たちが今からできる心構えを、教えてほしい―と。
これに対し、「あなたたちの不安を分節しましょう。
それは親世代の介護の不安なの?それとも自分たち世代の将来の不安なの?」と切り返す上野。
話は介護の実際的な問題へのアドバイスから、親子関係の分析、世代間格差の問題、共同体や運動の可能性etc.へと突き進む。
30歳以上歳の離れた2人の社会学者の対話をきっかけに、若者の将来、この国の「老後」を考える試み。

2011.10.27 紀伊國屋ホール  人文 社会 あの人が来る! 東京 関東 トークイベント