《第82回紀伊國屋サザンセミナー》 「大江健三郎の文学を考える」シンポジウム 「日中韓 大江小説読みくらべ」 ※本講演会は終了しました

※本日の講演会は予定通り開催いたします。

「大江健三郎の文学を考える」シンポジウム 「日中韓 大江小説読みくらべ」悪夢を超えた現実を、生き抜くための虚構の力――
『水死』を中心とする大江健三郎の文学を、日中韓の文学者が渾身の力で読み込んでいき、大江健三郎がその全過程に立ち会う。一回限りの言葉と想像力の奔流を、一緒に(sym-)飲み(-posis)尽くせ!

基調講演 大江健三郎

朝吹真理子 作家
安藤礼二 多摩美術大学准教授・文芸評論家
尾崎真理子 読売新聞東京本社 文化部次長
小森陽一 東京大学教授・文芸評論家
沼野充義 東京大学教授・ロシア東欧文学研究者・文芸評論家
古谷利裕 画家・評論家

陳 衆議 中国社会科学院 外国文学研究所所長
        中国外国文学学会会長
呉 暁都 中国社会科学院 外国文学研究所副所長
許 金龍 中国社会科学院 外国文学研究所教授
李 永平 中国社会科学院 外国文学研究所教授
陸 建徳 中国社会科学院 文学研究所所長
 
朴 裕河 韓国・世宗大学教授

※中国語講演には、日本語の翻訳資料を配布いたします。

日 時|2011年 5月5日(木・祝)13:00開演(12:30開場) ※19:00終演予定、途中休憩あり
会 場|紀伊國屋サザンシアター(紀伊國屋書店 新宿南店7階)
料 金|2,000円(税込・全席指定)
《4月5日(火)より、チケット発売・電話予約受付開始》
前 売|紀伊國屋サザンシアター(紀伊國屋書店 新宿南店7F/10:00-18:30)
     キノチケットカウンター(紀伊國屋書店 新宿本店5F/10:00-18:30)
電話予約・お問い合わせ|紀伊國屋サザンシアター 03-5361-3321(10:00-18:30)
※前売券は売切ました。ありがとうございました。
共 催|「大江文学を考える」シンポジウム実行委員会、講談社、紀伊國屋書店

会場にてサイン本を販売いたします
当日会場での書籍販売にて、大江健三郎さんのご厚意によりサイン本をご用意できることになりました!本講演へご来場いただいた皆様へ特別に販売致します。
大江氏のサイン本は「水死」100冊・「臈たしアナベル・リイ総毛立ちつ身まかりつ」50冊・「さようなら、私の本よ!」50冊と数に限りがございます。
より多くのお客様にお買い求めいただくために、誠に勝手ながらご来場のお客様のうち、サイン本ご希望の方お一人様一冊に限り、先着順に上記三点からお選びいただいた一点のみを販売致します。ご入場時にご希望をお伺いした上で、購入用整理券を配布致します。整理券は無くなり次第終了とさせていただきます。整理券をお持ちのお客様は、講演休憩中及び終演後に該当サイン本を会場にてご購入いただけます。

なお、サイン本に関してご予約等のお電話は受け付けておりませんのでご了承くださいませ。


水死

水死

大江健三郎 / 講談社
2009/12出版
ISBN : 9784062154604
価格:¥2,160(本体¥2,000)

本棚に登録 カートに入れる 店頭在庫検索 電子書籍はこちら

終戦の夏、父はなぜ洪水の川に船出したのか?母が遺した「赤革のトランク」には、父親関係の資料が詰まっているはず。
それらを手がかりに、父のことを小説に書こうとする作家・長江古義人。
過去を持つ若い劇団女優との協同作業を通じて、自らの精神の源流としての「深くて暗いニッポン人感覚」を突きつけられる長江―。
そして、やがて避けようもなく訪れる、壮絶で胸を打つクライマックス!初めて書かれる父の肖像と水死。
「父」の死の真相と自らの暗部に迫る話題作。母が保管していたトランクを開ける時がきた。そこには父の秘密が隠されているー。父の死の真相とは? 小説家の精神の暗い源流とは? そして予想を覆す最終章!

2011.04.04 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA  文学 あの人が来る! 東京 関東 セミナー 紀伊國屋サザンシアター