岩波文庫<br> マルクス資本論 1

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岩波文庫
マルクス資本論 1

  • 著者名:エンゲルス/向坂逸郎
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 岩波書店(2017/11発売)
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  • ISBN:9784003412510

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内容説明

マルクスが自ら生涯の事業と呼んだ『資本論』.レーニンが“現世紀最大の政治経済学上の著作”と呼んだように,近代資本主義社会の経済的運動法則を徹底的に究明して,経済学を“革命”し,また人間社会に対する見解に完全な変革をもたらして,社会主義を科学的軌道に乗せた不朽の名著.ディーツ版による改訳.

目次

目  次
   第一版の序文<sparenb/>マルクス<sparene/>
   第二版の後書<sparenb/>マルクス<sparene/>
   フランス語版にたいする序文と後書<sparenb/>マルクス<sparene/>
   第三版に<sparenb/>エンゲルス<sparene/>
   英語版の序文<sparenb/>エンゲルス<sparene/>
   第四版に<sparenb/>エンゲルス<sparene/>

 第一巻 資本の生産過程

 第一篇 商品と貨幣
  第一章 商  品
  第一節 商品の二要素 使用価値と価値<sparenb/>価値実体、価値の大いさ<sparene/>
  第二節 商品に表わされた労働の二重性
  第三節 価値形態または交換価値
  第四節 商品の物神的性格とその秘密
  第二章 交換過程
  第三章 貨幣または商品流通
  第一節 価値の尺度
  第二節 流通手段
  第三節 貨  幣

 第二篇 貨幣の資本への転化
  第四章 貨幣の資本への転化
  第一節 資本の一般定式
  第二節 一般定式の矛盾
  第三節 労働力の買いと売り

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

lily

116
終始交換価値について。亜麻布や金についての価値表現はあれど本については一言も言及しない。本は変形しないし眠ってる確率が高い。購入された95%は読まれないままであるらしいし、ブックオフに持ち込んでも定価の5%にもならないのが殆ど。公園なんかにブックステーションを設置して、いらない本を持ち寄りあって自由に物々交換も可能とすれば、お互い有益であるし、全体の知の遺産のバブル連鎖が構築でき、善く生きやすくなるだろうなと夢想が暴走して頭が熱い。特殊的な労働力は一定の教養と教育が必要なんて幼児にも分かる記述はいらない。2019/07/22

ころこ

43
久しぶりに目次の有難さを痛感する。何度も「部」「篇」「章」「節」の目次に立ち返り、全体のどの部分の議論かを確認しつつ読む。テクストを読んで初めて分かる部分もあり、注釈書を読まないと分からない部分もある。①労働価値説は、労働力による価値を内在的でかつ等価形態にするための仮定ということだろう。労働者にとって自ら付加した価値が内在していなければ、立場が優位な方の恣意性が働いてしまう。商品に価値が内在する形で抽象的人間的労働を社会的に配分する根拠として、労働価値説は一定の有効性があるようにみえる。②第一形態(単純2023/06/13

おじいやん featuring おじいちゃん( ̄+ー ̄)

43
「資本主義は最悪の手段だが唯一の手段だ」 ある程度は発展した現代日本。 とうとうこの難問に対峙する時がきたのではなかろうか。 大事なのは自分の頭で考えて自分の責任で動く事である。 群れた衆愚どもに身をゆだねるなよ。 綺麗な目をしてるやつは現実が見えてないし汚い目をしたやつは自分の事しか考えてないぞ。 2017/07/19

ビイーン

28
第一編「商品と価値」から意味が分からず、放り投げたくなるのを我慢してとりあえず通読はした。世界を揺るがす影響を与えた資本論は難解過ぎる。熟読しても理解できるとは全く思えず、リベンジで再読する気にもなれない。2023/09/24

kaizen@名古屋de朝活読書会

25
アダムスミス,リカードの経済理論から,イギリスの経済を分析して体系を作りなおしたもの。 膨大な理論で,難解なところもある。 ヘーゲルの哲学との関係はうまく読み込めなかった。 時間,主体を捨象したマクロ経済学的側面を持ちながら,ミクロ経済学的論理を展開しているように読める。2019/08/07

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