対照的な意義を持つ今年の受賞だったと思う。大村氏は人の役に立つことに最大の努力を払った。対して梶田氏は好きな研究、個人的興味を突き詰めた。 地道で超人的な試行錯誤が、病気との闘いに勝利をもたらし、ニュートリノの質量発見は、宇宙の根本的な謎の究明へまた一歩前進をもたらした。 私たちが、これらの研究の持つ価値を少しでも理解することで、人間の幸福と世界の行く末を考えるきっかけにすることが出来れば、素晴らしいことだと思う。
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