Who Dance? 振付のアクチュアリティ

Who Dance? 振付のアクチュアリティ

  • 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館(2015/12/20発売)
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  • JAN 9784948758131
  • サイズ A5/248ページ

基本説明

デザイン:菊地敦己

【内容説明】
演劇博物館で開催された『Who Dance? 振付のアクチュアリティ』展の展覧会カタログ。気鋭の舞踊研究者・評論家による論考を始め、舞踊家田中泯やローザスの池田扶美代のインタビューや、元フランクフルト・バレエ団芸術監督のウィリアム・フォーサイスによるエッセイ「コレオグラフィック・オブジェクト」(初邦訳)など掲載した、コンテンポラリーダンスの「現在」を展望する野心的な一冊。

紹介作家:アオキ裕キ(新人H ソケリッサ!)、伊藤キム、伊藤千枝(珍しいキノコ舞踊団)、ELEVENPLAY、レミ・エリティエ、川村美紀子、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル (ローザス) 、コンタクト・ゴンゾ、近藤良平(コンドルズ)、さいたまゴールド・シアター×瀬山亜津咲、ボリス・シャルマッツ、田中泯、日本女子体育大学ダンス・プロデュース研究部、Perfume Global Site Project、ウィリアム・フォーサイス、ジェローム・ベル、ロジェ・ベルナット、室伏鴻
論考執筆者:尼ヶ崎彬、石井達朗、越智雄磨、國吉和子、児玉竜一、鈴木晶、中島那奈子、貫成人、藤井慎太郎、松井智子、松澤慶信、渡沼玲史 
『Who Dance ? 振付のアクチュアリティ』目次
はじめに「振付小史―振付のアクチュアリティの定位に向けて」越智雄磨
第1部 踊る身体の多様化 ―誰が踊る?
川村美紀子
室伏鴻
室伏鴻の言葉から「若い振付家に向けて」「無数のニジンスキーのために」
論考「舞踏の現在― その舞踏から離れろ!」國吉和子
論考「身体の現前性をめぐって」石井達朗
ジェローム・ベル
アオキ裕キ(新人H ソケリッサ!)
論考「踊る身体と踊りを見る身体の多様化― 老いと踊りをめぐって」中島那奈子
ボリス・シャルマッツ
さいたまゴールド・シアター×瀬山亜津咲
論考「身体の拡散とダンスの攪乱」貫成人

第2部 踊り場の生成― どこで踊る?
田中泯
インタビュー 田中泯「世界と共振するダンス」
伊藤キム
伊藤千枝(珍しいキノコ舞踊団)
論考「ダンスの視覚・空間・経験の変容― 50年後の「デモクラシーの身体」に向けた試論」越智雄磨
近藤良平・コンドルズ
ロジェ・ベルナット
レミ・エリティエ
ウィリアム・フォーサイス
「コレオグラフィック・オブジェクト」ウィリアム・フォーサイス
「コレオグラフィック・オブジェクトについて」 松井智子
論考「振り付けなきダンスのための振り付け― フォーサイスとダンスの欲望」渡沼玲史

第3部 遍在するダンス― 誰もが踊る?
Perfume Global Site Project #001
ウィリアム・フォーサイス×日本女子体育大学ダンス・プロデュース研究部
論考「舞踊教育と教育舞踊、そして
コンテンポラリー・ダンスとそのテクニックに関して― 老教師のつぶやき」松澤慶信
フラッシュ・モブ
イレブンプレイ
論考「ダンスの場所― 偏在から遍在へ」尼ヶ崎彬
アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル (ローザス)
インタビュー 池田扶美代「『Re: Rosas!』をめぐって」
コンタクト・ゴンゾ
イベント ジェローム・ベル『ある観客/Un spectateur』
イベント ダンス・ワークショップ『Re: Rosas!』
おわりに 「未来のダンスに向けて」越智雄磨
論考「演劇と舞踊、その「間」をめぐって」藤井慎太郎
論考「デニショーン舞踊団と七代目松本幸四郎―リンカーン・センター所蔵フィルムから」児玉竜一
論考「フイエ『舞踊記譜法』(1700)をめぐって」鈴木晶