ディスカヴァー携書<br> リフレはヤバい

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ディスカヴァー携書
リフレはヤバい

  • ISBN:9784799312933

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内容説明

リフレとは、インフレをわざと起こすことである。

リフレ政策は、2012年12月の衆議院解散総選挙で、デフレ脱却のためにリフレ政策をとることを公約に掲げて、安倍自民党が総選挙を圧勝したことから、一躍、一般にも有名になった。

しかし、これは最悪だ。善意で主張した政策が、誤った政策だからだ。しかも、それが国民に受けている。彼は、さらに正義感を強め、日本のために、自分を犠牲にしても、リフレ、インフレを起こすことを主張するだろう。誤った政策を実現するために。

しかし、リフレは、最悪である。日本経済が崩壊する可能性があるからだ。なぜなら、リフレが国債を暴落させるからである。国債が暴落すれば、国債を大量に保有している銀行は、経営破綻に追い込まれる。その結果、金融危機から実体経済の危機へ……。

たしかに、リフレ政策を取るとハイパーインフレが起きるというのは極論であり、間違っている。インフレを起こせないのに起こそうとするリフレ政策をとることが問題なのだ。インフレが起きないのに、インフレを起こそうとすれば、歪だけが蓄積する。その歪が、副作用という言葉を超えて日本経済を危機に追い込むことになる。

本書では、『すべての経済はバブルに通じる』がベストセラーとなった気鋭の行動派経済学者、小幡績慶應ビジネススクール准教授が、リフレ政策においては、どのようなことを行い、それがどういう帰結をもたらすのかについて解説し、その誤りを論破する。まさに、今読むべき、警鐘の書である。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

87
「カネを刷れば後はなんとかなるやろ!理論」VS「そんなにカネを刷って後始末はどないすんねん?理論」。供給側の論理か、需要側の論理かとも言いかえられる。著者は後者の立場のひと。その方が自然な流れっぽくて、正味の社会的コストはかからなさそうな気がします。2015/05/03

ito

45
アベノミクス批判の本。最近、円安による原材料やエネルギーの高騰で食料品の値上げが目立つようになってきた。所得が増加しないのに物価上昇が先行し、成長するのかという問題意識にこたえてくれたと思う。需要の大切さは理解できるが、解決策が経済政策とは違うような気がする。成長するためには、結局、規制緩和しかないのかと思うと少し残念。2014/01/22

メタボン

14
☆☆ 日本銀行に肩入れする数少ない理論派といったところか。その割に説得力に乏しい気がする。ただし円安一本槍という風潮は是としない点で、傾聴に値する部分も多い。もてはやされているアベノミクスが国債暴落のシナリオ開始の鐘を鳴らさないことを切に願う。2013/08/25

仲本テンカ

8
「リフレは(貧乏人には)ヤバイ」というのが、今んところの私の意見です。なので、著者の考え方はそれなりに理解する事ができました。けれども、著者。なんだかちょっと観念論がかっていて、私はちょっと引いてしまいました。これでは、アンチ・反リフレ派が増えて、かえって逆効果になるような気がしました。せめて、何かに一点突破していればおもしろかったのに…。2013/04/24

読書初心者

7
リフレとはインフレを促進させることである。2016/01/12

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