内容説明
「僕は聞きたい、ここにこうしている意味を。僕が今を生きている意味を。いったい僕は誰だ?」
西暦2900年、金星。そこは人間に奉仕するためにつくられた、人間そっくりのロボットである「コリット」の居住地として開発されていた。
……未来の宇宙を舞台に、友情と勇気そして命の大切さを描く長編、ここに開幕!
コリットの学校リンドグレーンに通っているコリットの少年イパは、ある事件をきっかけに、自分の中に人間とコリットの関係をめぐる秘密が隠されているのを知る。イパは仲間たちとともに、巨大な謎に挑む冒険に乗り出す!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アキナ
7
先に絵本の「さかさま」を読み、この方の世界観が気になりました。生きること、成長すること、自分は自分だけということ、家族に愛されるということ。子供に伝えたいことが全部詰まっていますが押し付けがましくなく、少年ロボットの勇気ある冒険ストーリーなので読みやすいです。「与えられた環境の中で最大限の素晴らしい人になればいい」な言葉が印象に残りました。とてもオススメです。2015/09/20
Koichiro Minematsu
2
友情・勇気そして命の大切さから成長するとはどういうことか子供が読んでも分かりやすく描かれていた。コリットの謎は最後にイパを大きく成長させ、大きな願いを叶えさせる!感動!2013/05/11




