倍音 - 音・ことば・身体の文化誌

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倍音 - 音・ことば・身体の文化誌

  • 著者名:中村明一
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 春秋社(2026/10発売)
  • ポイント 25pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784393957042

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内容説明

普段聞こえている音の奥には「倍音」が響いていた! その不思議な世界のすべてが明らかに。売れる芸人の法則から呼吸法「密息」までをつなぐ音を巡る画期的身体文化論。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Bartleby

15
整数次倍音と非整数次倍音という両輪概念で音楽や声や言葉を論じている。以前から、魅力的な声(歌声)からは倍音が出ていることには感づいていたが、なるほど、非整数次倍音という概念も導入すればかなりわかりやすい。かすれた声がなぜ魅力的なのかも説明しやすい。日本はこう、とあまり決めつけたくはないが、例えば日本に導入された琵琶はわざと雑音が出るように細工されているように、たしかに非整数次倍音に多少敏感な文化なのかもしれない。とはいえキリスト教会の音響空間など、文化問わず倍音を宗教的に活用してきた形跡は多々ありそうだ。2023/05/07

デビっちん

15
再読。前回の自分の感想、なかなか良いことを書いているじゃまいか!同じ意見でありながら、ある人は好ましく受け取られ、ある人は煙たがられるのは、その人の人柄だけでなく「倍音」の性質にもよるものとだとわかりました。今まで気づきませんでしたが、プロの歌手は2つの倍音を上手にコントロールしている視点は今後音楽を聞く際の1つの楽しみになりました♪と同時に、やっぱりライブだないと大切な周波数が受け取れないことも再認識できました。人と話すのも一緒ですね。2020/08/13

T坊主

11
1)倍音cdをスマホに入れて毎日今聞いている。2)この本を読んで尺八が倍音の最高峰だと知った。早速尺八のcd借りに行こう。3)”密息”という事を初めて知った、この本も読んでみたい。骨盤を前に倒しお腹を膨らませたまま、横隔膜だけを上下させて呼吸する呼吸法とあるが。イメージできない。4)日本の音楽は倍音の変化により空間性を変化させて楽しむ音楽。5)もっと地方の伝統芸能や祭りに政策的に、教育的に力を入れたらよいと思った。それが地方再生の力になるのではないか。6)世界は今独立した言語、音楽から音響へと大きく転換2015/06/13

aoi

11
とても面白かった。簡潔だが丁寧に書いてあるため興味のある章を取り出して読んでも理解できる。ただ倍音を全く知らない人には読みにくいかもしれないが、倍音を知っている人なら倍音が身近になるだろう。 密息という日本古来の呼吸法や、日本語において倍音構造が弁別的要素であることなどにも話が及ぶ。日本の文化の再確認に繋がり、日本人が感情表現に乏しいとされるのは西洋の基準で計っているからだということに気付かされた。2014/06/07

ばんだねいっぺい

10
ヨルタモリで、タモリさんの声は「整数次倍音」だってくだりから、興味を持って読書。音の世界の奥深さには、触れたものの、途中ちんぷんかんぷん。そのうち、といっても10年後ぐらいに再読したい。2015/06/05

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