内容説明
「吉田拓郎=フォーク」は日本の音楽史上最大の誤解である――。
語り継ぐべき歴史がある! 日本のロック、ポップスを創成期から取材している田家秀樹と、昭和歌謡から最新ヒット曲まで独自の視点での考察が人気のスージー鈴木。年齢もバックグラウンドも異なるふたりの音楽評論家が、13人のレジェンドたちを「通説」から解き放ち、その実像、功績、知られざるエピソードまで語りつくす、語り下ろし対談本。
「音楽を語る」ってこんなに楽しい!
目次
第1章 「吉田拓郎=フォーク」は史上最大の誤解である
第2章 筋を通す“不良”沢田研二
第3章 語れば語るほどハッピーになる矢沢永吉論
第4章 井上陽水、はぐらかしの美学
第5章 中島みゆきにノーベル文学賞を!
第6章 松任谷由実、「私は天才」の所以
第7章 桑田佳祐、「大衆音楽」の原点
第8章 平和を歌う「普通の人」、浜田省吾
第9章 佐野元春のインテリジェンスとユーモアとダンディズム
第10章 松田聖子と中森明菜の「音楽」だけを語ろう
第11章 忌野清志郎の楽しい「読後感」
第12章 ロックのビートを変えた氷室京介の声
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
サンダーバード@永遠の若者協会を引退した元怪鳥
89
【2026-137】日本のロックスター13人について語り合う対談集。吉田拓郎、矢沢永吉などが取り上げられる。スージー鈴木と同年代の私にとって、「吉田拓郎=フォーク」は最大の誤解という論評には驚いたが、読んでみるとなるほどと納得。CDを何枚も持ち、よく聴くのは桑田佳祐、松任谷由実、中島みゆき、佐野元春あたり。「中島みゆきにノーベル文学賞を」という主張にも納得。彼女の詩は確かにすごい。随所に「はっぴいえんど」が登場するのに、章がないのは残念だが、リアルタイムで聴いてきたアーティストばかりで楽しめた。★★★★2026/10/17
あみやけ
41
小説をたくさん読むようになる前は、こういうのやスポーツノンフィクションをよく読んでました。今でも、音楽系やスポーツ系のYouTubeはよく観ます。やっぱり好きだし、懐かしさもあるし。吉田拓郎さんは僕よりは上世代であんまりわかりません。ジュリーは永ちゃんは小学生ですね。桑田さん、ユーミン、浜省、元春さんはまさにドンピシャ。僕も対談に入りたいくらいでした。でも、今考えると音楽もかなりお金の匂いがしますね。僕もうまくやられた消費者か?でも、無人島に一つだけもっていけるなら、本よりも音楽です。音楽の力は偉大です2026/08/16
GAKU
24
吉田拓郎から氷室京介まで、錚々たる13名のアーティストを田家秀樹とスージー鈴木が語り尽くす対談本。著者のちょうど中間にあたる世代の私にとって、リアルタイムで熱狂した名前ばかりで終始引き込まれた。特に目から鱗だったのは吉田拓郎への視点。「フォークのカリスマ」とばかり思っていた彼が、実は誰よりも尖ったロックの体現者だったとは。二人の深い愛と批評眼が交差する、あの時代の熱気が蘇るような一冊。2026/10/26
Nao Funasoko
16
世代の離れた二人の音楽評論家が語り合うJ-POP論。「ロックとは音楽のジャンルではなく、生き様そのものだ」とすれば、取り上げらているアーティストは皆ロッカーだな。 吉田拓郎、沢田研二、矢沢永吉、井上陽水、中島みゆき、松任谷由実、桑田佳祐、浜田省吾、佐野元春、松田聖子、中森明菜、忌野清志郎、氷室京介について。ほぼほぼリアルタイムで聴いてきたアーティストばかりなので頷くこと多々あり。 ちゃんと聴いてこなかったのは浜田省吾、氷室京介ぐらいかな。2026/09/07
ヨータン
7
桑田佳祐、佐野元春、ユーミンの曲が街中に流れていた頃の空気感を懐かしみながら読みました。それぞれのアーティストが深掘りされていて面白かったです。2026/09/12




