世界七大河川でたどる文明誌

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世界七大河川でたどる文明誌

  • ISBN:9784621313107

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内容説明

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文明の発展に河川が果たした役割とは? 河川が映す人類の黎明期からの光と影。世界有数の七つの河川――ナイル川、ドナウ川、ガンジス川、テムズ川、ミシシッピ川、ニジェール川、長江――を軸に人類と河川が綾なす複層的な歴史の流れをたどる。権力や信仰、国境や奴隷制度、脱植民地主義、大規模運河システムなど、文明誌への河川の関わりを滔々と説き明かす。河川は人類の生活に深く結びつき、生活用水や交易の基盤として、文明や文化の形成において大きな役割を果たしてきた。一方で、河川利用をめぐる人間の対立や、技術発展に伴う水質の悪化といった問題も生じている。さらに地球温暖化による河川への影響は、農業や牧畜等への水供給にも及び、将来への影響の広がりは不透明である。本書は、これからの時代において河川と人類がどのような関係を築いていくべきかを読者に問いかける一冊である。

目次

序 章
第1章 ナイル川
古代の生態系とリサイクルの技/川における政権交代/源 流
第2章 ドナウ川
回廊とフロンティア(境界)/国境を越える川の神々/浚渫されないデルタの事例
第3章 ガンジス川
聖なる力を帯びた川/占領下の河川/水を分かつ
第4章 テムズ川
河川の誕生/帝国河川の影/テムズ・ゲートウェイ
第5章 ミシシッピ川
消失?/裏切り/流域のグローバル化
第6章 ニジェール川
分岐点の川/油の川/いま誰が支配者なのか?
第7章 長江
大運河/カゲロウ/沈みゆく都市
結 論

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