講談社現代新書<br> 生物と無生物のあいだ

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講談社現代新書
生物と無生物のあいだ

  • 著者名:福岡伸一【著】
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  • 講談社(2026/10/22 配信開始予定)
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  • ISBN:9784061498914

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内容説明

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福岡伸一<動的書房>電子化宣言

福岡伸一の著作が累計200万部を突破しました。読者の皆様に心より感謝いたします。これまで福岡ハカセは、自ら紙の本を愛するゆえ、読者にも紙で読んでいただくことを願って、著書の電子化は控えてきました。しかしながらこの数字を見て、紙の本は十分に行き渡ったと感じました。そこで電子媒体に親しむ新たな読者に向けて福岡ハカセの思考を届けるため、ハカセの代表作『生物と無生物のあいだ』、『世界は分けてもわからない』、『動的平衡』シリーズなどを皮切りに、順次、著作を電子化していくことにしました。名づけて、福岡伸一<動的書房>電子化宣言。もちろん、すでに紙の本でお読みいただいた方も、電子書籍でもう一度、お気に入りの箇所を読み返してみてください。

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生命とは、実は流れゆく分子の淀みにすぎない!?

「生命とは何か」という生命科学最大の問いに、いま分子生物学はどう答えるのか。歴史の闇に沈んだ天才科学者たちの思考を紹介しながら、現在形の生命観を探る。ページをめくる手が止まらない極上の科学ミステリー。分子生物学がたどりついた地平を平易に明かし、目に映る景色がガラリと変える!

【怒濤の大推薦!!!】

「福岡伸一さんほど生物のことを熟知し、文章がうまい人は希有である。サイエンスと詩的な感性の幸福な結びつきが、生命の奇跡を照らし出す。」――茂木健一郎氏

「超微細な次元における生命のふるまいは、恐ろしいほどに、美しいほどに私たちの日々のふるまいに似ている。」――内田樹氏

「スリルと絶望そして夢と希望と反逆の心にあふれたどきどきする読み物です! 大推薦します。」――よしもとばなな氏

「こんなにおもしろい本を、途中でやめることなど、誰ができよう。」――幸田真音氏

「優れた科学者の書いたものは、昔から、凡百の文学者の書いたものより、遥かに、人間的叡智に満ちたものだった。つまり、文学だった。そのことを、ぼくは、あらためて確認させられたのだった。」――高橋源一郎氏


【第29回サントリー学芸賞<社会・風俗部門>受賞】
【第1回新書大賞受賞(2008年)】

目次

第1章 ヨークアベニュー、66丁目、ニューヨーク
第2章 アンサング・ヒーロー
第3章 フォー・レター・ワード
第4章 シャルガフのパズル
第5章 サーファー・ゲッツ・ノーベルプライズ
第6章 ダークサイド・オブ・DNA
第7章 チャンスは、準備された心に降り立つ
第8章 原子が秩序を生み出すとき
第9章 動的平衡(ダイナミック・イクイリブリアム)とは何か
第10章 タンパク質のかすかな口づけ
第11章 内部の内部は外部である
第12章 細胞膜のダイナミズム

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

867
新書とはいえ、難しいのではないかと敬遠していたのだが、この超ベストセラーに遅ればせながら、思い切って挑戦してみた。これがわかりやすい上に実に面白い。いやそれ以上だ。ワクワクするほどにエキサイティングなのである。テーマはタイトル通りに「生物とは何か」ということなのだが、ワトソン、クリックの「二重らせん」をエポックメイキングに、それ以前、その頃、そしてその後の生命をめぐる科学史が語られる。また、本書を通じて「科学」の考え方が十分に伝わってくる。しかも、「聖杯」などと文系をくすぐる比喩も実に巧みだ。強推薦‼2019/08/07

遥かなる想い

408
2008年新書大賞大賞受賞。 生命とは何なのか?を 皮切りに、野口英世の真実 、ロックフェラー研究所、 功績者たち、ウィルス等、巧みなエピソードを盛り込むことにより、 読者を著者の世界に 引き込んでいく筆力は 大したものである。 だが、私には功績のあった 科学者たちのエピソード、 ポスドクという名の傭兵 の章の方が面白かった。 研究者たちの背景にある もの…知らなかった事実が 伝わってくる…科学の歴史 を、DNAをわかった 気になるにはちょうどいい 本である。2015/09/05

楽

335
07年。先に『新版 動的平衡』(17年)を読んだが本書の方が時系列でわかりやすい。生命の謎を解明していく科学ミステリーでもある。ダークサイド・オブ・DNAの章は特に興味深く読んだ。ワトソンとクリックが明らかにしたDNAの二重らせん構造の陰にロザリンド・フランクリンの研究。KOマウスのその後は『新版 動的平衡』にて■「生命とは自己複製するシステム」「との定義は不十分」との考えから「ウイルスを生物であるとは定義しない」■「生命とは要素が集合してできた構成物ではなく、要素の流れがもたらすところの効果」とするが、2023/01/17

Nobu A

332
福岡伸一著書初読。07年初版。67万部のベストセラーを何故か数年も書架に置きっぱなしで手付かずだった。恐らくタイトルから難解な生物学の話だと思ったから。生物研究に関する詳述は決して易しくないが、分子生物学の発展と神秘性が伝わってくる。のっけから野口英世が登場し、どんな展開になるのかと思いきや、類稀な文才で興味深い知識を披露し引き込まれていく。自己複製を行う生命とは何か。「動的平衡」論で再定義に挑む。幼少期の生き物に対する好奇心から始まる研究人生も絡めながら。映画化して欲しい程の面白さと再読したい難しさ。 2022/08/27

抹茶モナカ

318
生物学のうち、細胞の研究について、歴史的背景を織り交ぜながら、説明してくれる本。文章が文学っぽいので、細胞の話なんだけど、読みやすい。文系の僕でも通読できました。歴史の闇に消えてしまった学者の話は切なくて、科学の発見に2着がない、というのは厳しいなぁ、と思った。2015/11/16

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