内容説明
何がただしいのかわからなくても、ただ生きるために、私たちは信じたい現実を信じる――。幼いころに母親を亡くした飛馬は、原因が自分にあると思い込みながら大人になる。家庭の幸福のため不三子は自然食に傾倒するが、家族の心は離れていく。それでも私たちが間違っていたとは思えない。震災、テロ、パンデミック。不確かな時代に信じることの意味を問う、吉川英治文学賞を受賞した傑作長編。
何がただしいのかわからなくても、ただ生きるために、私たちは信じたい現実を信じる――。幼いころに母親を亡くした飛馬は、原因が自分にあると思い込みながら大人になる。家庭の幸福のため不三子は自然食に傾倒するが、家族の心は離れていく。それでも私たちが間違っていたとは思えない。震災、テロ、パンデミック。不確かな時代に信じることの意味を問う、吉川英治文学賞を受賞した傑作長編。