内容説明
食べるのをやめられない、空気を読み過ぎてしまう、スマホを手放せない……これは私たちの性格のせいでも意志のせいでもない、人間全員に当てはまる「本能のバグ」だった。生命科学者であり経営者でもある著者が、生命科学的知見から現代に最適化できない脳との付き合いかたを語る今までにない目から鱗の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
tkokon
2
【バグ・ハック】○食べ過ぎるのも、損失を過剰に嫌がるのも、他人と比べてしまうのも、何となくわかったつもりになるとそこで考えるのをやめるのも、同じメニューを選んでしまうのも、たまに無謀な大博打をしてしまうのも、すべて人間が獲得してきた性質であり、人間の「本能」。●こうやってまとめてみると、私たちの環境変化はとてつもなく大きく「本能」がバグを起こしている場面が多い。個人としてはバグを最小化し、仕事人としては「バグをハック」するなら、善なる方向にハックしたい。●著者の事業に踏み込んだ次回作に期待2026/10/20
KGN
1
内容自体は面白いとは思ったが、同じ話を違う表現で繰り返し述べているのだけに感じられて非常に退屈。話と話の間の繋がりもあまりなくストーリー性を感じられず途中で読むのをやめました。2026/10/20
ぶっくたると
1
特に産業革命以来、社会の変化や人間の生活環境の変化はすさまじいものがあるが、人間の脳(本能)もその変化に合わせて進化しているわけではない。 種の進化は100年レベルの単位でわかるほど変化するものではなく、狩猟時代に人間が生き延びていく(繁殖する)ための本能のままである。 ふだんの生活で失敗した行動をしてしまって悩んだりすることがあるが、その行動も基本的には本能に合致した行動である。 こういったことが、いろんな事例で説明され、最後に、他の生物にはできなくて人間にしかできないことは何かを問い直している。2026/10/04
aoi
1
既知が多かったが、丁寧に言語化されており、非常に面白かった。本書は、人間自体の設計と現在の情報化社会の環境間のズレを、指摘して、その上で、設計自体を修正することは無理であるため、環境を工夫しようという本。人間は、30万年の歴史があり、その中で支配的な狩猟時代に最適化されているため、現代の環境とズレているといこと。自分自身は、この知識を知ることで、勝手に反応してしまうといことをメタ認知することで、対策していきたい。一方で、人間本来に備わっている特性を理解できれば、それを利用し、仕事が円滑に進むかもと感じた。2026/09/24
chiro
1
人が遭遇する様々な出来事やそれに対する反応が個人の能力にのみ左右されるのではなく従来人間が本能として持っているはたらきによるものという視点はいたずらに自己を過小評価するなどのネガティブ思考から解放してくれるものでそうした様々な事に対峙した際にポジティヴに臨めるという観点からも素晴らしい指摘だと感じた。2026/09/20




