文春e-book<br> さとこはいつも【特別掌編付】

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文春e-book
さとこはいつも【特別掌編付】

  • 著者名:沖田修一【著】
  • 価格 ¥1,900(本体¥1,728)
  • 文藝春秋(2026/08発売)
  • 澄みわたる秋空!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~11/8)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163921365

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内容説明

【電子書籍版は、特別掌編「さとしはいつも」収録!】

監督デビュー20周年!本格書き下ろし小説
「誰でも一冊なら、自分の本が書けるんだって」

中井聡子、中学2年生。じりじりと迫りくる高校受験を薄目で見ながら、昼休みには屋上で友人たちと恋バナに花を咲かせ、放課後になれば、渋々入ったソフトボール部で嫌々ライトを守る(※ボールが飛んでくると逃げる)日々だ。

西田沙都子、35歳。韓国カルチャーと姪っ子をこよなく愛し、映画配給会社でしゃにむに働く。隠れた名作を世に広めたい! という初心はどこへやら、山積みの仕事に忙殺され、現実を知るうち、無難でより広くウケそうなコピーばかりひねり出すようになってしまった。

飯島里子、55歳。毎朝3人の息子のお弁当作りに精を出し、あっという間に20年が経った。三男の最後のお弁当の日、家族は誰もそのことに気が付かない。ふと顔を上げれば、読書好きだった学生時代に抱いていた小説家の夢もはるか遠くに。

塩辛への愛に初恋、不倫、家族。

彼女たちには、書かずにはいられない物語があった――。

☆ ☆ ☆
『南極料理人』『横道世之介』『子供はわかってあげない』など数々の名作を生み出してきた沖田修一監督がデビュー20周年の節目に贈る、初の本格書き下ろし小説!

忘れてしまった瑞々しい日々や葛藤、切なさ……。
すべてがここに詰まっています。
☆ ☆ ☆
映画『さとこはいつも』2026年9月18日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

有村架純
石田ひかり  姫野花春
黒田大輔 青木柚 細田佳央太
吉田羊 オダギリジョー 筒井道隆

監督・脚本 沖田修一
音楽 柴田聡子 
主題歌 折坂悠太 「シミレ(feat.柴田聡子)」
製作幹事 アミューズクリエイティブスタジオ
配給 ハピネットファントム・スタジオ 制作プロダクション オフィス・シロウズ
(C)2026「さとこはいつも」製作委員会

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

hiace9000

104
人に恋する気持ちは「物語」を生み出す。14歳、35歳、55歳、ライフステージの異なる三人の「さとこ」は、人生のふとしたきっかけから書くことに目覚め、その喜びと救いを知る。聡子は言う。「本当のことなんて興味ない」と。人は誰もが自分だけの物語を直向きに生きている。沙都子にしろ、また里子にしろ彼女らの綴るありのままの日常は、人知れず織りなされた“生まれてこなかった物語”であり、どれもが生き生きとした魅力に満ちている。映像として浮かぶ会話の妙も映画監督である著者のセンスが光り、映画の方も観てみたいと思わされた。2026/10/15

さちこ

37
おもしろかった。映像作品も観てみたい2026/09/25

seacalf

34
映画監督の作品だからか、ト書きが頭に浮かんで登場人物たちの所作や動きなどの言動が映像として生き生きと頭に浮かんでくる。監督がメガホンを取った「横道世之介」の世界観そのままに3世代のさとこ達がみな飄々とした雰囲気をまとっていて心地好く読める。同じ「さとこ」でも少しずつ名前が違ったり世代も違うのだが、塩辛であったり、少年野球を見守るおじさんであったり、少しずつ事象がリンクしている遊び心も楽しい。爽やかさが心に流れ込んでくるような読書だった。今夜の酒のアテは久しぶりに塩辛で決まりだ。 #NetGalleyJP2026/10/04

りらこ

31
3人の「さとこ」人は一度小説が書けるものらしい。という切り口とさとこの日々。映画になるのと同時に本も出版の様子。映画のキャスティングがなるほどこれはそうよね!だ。それぞれのさとこに共感したり、ええそんなことある?だったりするけれど、中学生のさとこが一番読み応えあり。2026/09/14

sayuri🍀

27
「初恋とネブライザー」「おでんにはもってこいの日」「小鳥と雪の本屋さん」3話収録。面白かったー!中学2年生の聡子、35歳の沙都子、55歳の里子。3人の「さとこ」が織りなす物語はとても愛おしい。なかでも、中2の聡子が気になる男子と耳鼻科で隣り合い、ネブライザー(吸入器)を使う場面には思わず吹き出してしまう。2話で沙都子の抱える思いに切なさを感じる一方で、3話では里子がインスタに投稿するコメント文に大爆笑。ある出来事をきっかけに「書くこと」に目覚めた彼女たち。その文章がどれも魅力的で、ずっと読んでいたかった。2026/10/01

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