名探偵(あるいは入舟家)の一族

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名探偵(あるいは入舟家)の一族

  • 著者名:伊吹亜門【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 双葉社(2026/08発売)
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  • ISBN:9784575249156

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内容説明

入舟家の歴史は長い。その名が史書で確認される一番古いものは承和4年(837年)まで遡る。京の都で鬼を退治した入舟清行は遣唐使船に乗船していたという。その後、戦後の世には殺害現場に残されていた黒樂茶碗の名器・朧を巡り、かの千利休と面会した入舟清成など、いずれも人が害された現場に登場している。果たして入舟家とはどんな家なのであろうか。本格ミステリの俊英による歴史×海洋ミステリの傑作連作集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

鳩羽

4
嵐に遭い、航路を見失った遣唐使の船。水や食料が不足するなか、説法をして人々の心を慰めた老僧が密室の中で死んでいた。船の責任者になってしまった入舟清行は、老僧の死の真相を明らかにしようとするが…。(「遣唐使は西へ」)…図らずも事件に巻き込まれ、それを解決してきた入舟家の、平安時代から平成までの事件を描いた短編集。それぞれの時代の出来事や雰囲気も楽しめつつ、起こった事件の解決や動機は今時の読者が好みそうなものが多いかも。筆致はクールで揺らがない。だからこそ、謎が解けたあとの場所に、読者を放り投げてくれる。2026/09/09

いなりもち

2
何故老僧は遣唐使船の上で─更には密室で─殺されたのか…何故中尉は終戦後に水軍特攻を行ったのか…時代を跨ぐ5つの魅力的な謎を解くのは或る一族だった!名探偵の意義を問う物語かと思えば名探偵要素は薄め…ただいつも通りの"意外な動機"がキマっていて好き♡伊吹亜門先生の書く動機は納得と意外性が上手く調和しているように感じる。動機自体も時には唖然とし、またある時には胸が熱くなるようなものまで多種多様。「遣唐使船は西へ」「霧の岬の男」が特にお気に入り2026/08/24

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