誰何

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誰何

  • 著者名:伏尾美紀【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 光文社(2026/08発売)
  • いよいよ秋の気配!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~9/13)
  • ポイント 475pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334110857

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内容説明

東京都内で松川美和という女性が孤独死した。その報を親族に伝えた警察官は衝撃を覚える。松川は二年前に亡くなったというのだ。北海道警察を辞め、児童相談所で臨時職員として働く新内由紀。ある日、警視庁の刑事から、松川の部屋に警官時代の新内の名刺が残されていたと聞く。彼女のことなど皆目知らないのに。同じ頃、石狩で起きた事件を捜査していた道警の砂本修二は、被害者宅でかつての先輩、新内の名刺を見つけ……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

121
はぁぁ。絵のようなカバー写真がしっくりくる読後感。誰なの、何故なの、それがずーっと続いて、どこにたどり着くのだろうとページを捲った。前作が良すぎたので期待値を上げすぎたかもしれないが、それでもかなり面白かった。何かある・・と不安だったが結末に安堵したのは正直なところ。それにしても宝生、喰えない奴だなぁ。またどこかで会ってみたいけれど。2026/09/09

パトラッシュ

109
次代の警察小説の書き手として力作を発表する著者だけに期待度アップで読んだが、今ひとつ物足りなかった。北海道で起こったひき逃げと東京での老女孤独死が、それぞれの事件を追う刑事の捜査を通じて微妙に絡まっていく。双方の死者が自分の名刺を持っていたため巻き込まれた元刑事が加わり、やがて関係者の苛酷な過去が浮かび上がる。複雑な網目模様が1本の線に集約されていく物語の展開は面白く読んだが、どうしても『百年の時効』に比べ描写が薄く重厚さに欠ける。倍ほどの分量で刑事と被害者と加害者のドラマをじっくり書き込んでほしかった。2026/09/10

ナミのママ

74
東京で松川美和という女性が死亡した。ところがこの女性、戸籍上は2年前に死んだことになっている。ストーリーはこの謎を追う話だ。ここに3人の男性が登場する。警察を辞め児童相談所の職員になったばかりの新内。ひき逃げ事件を担当する捜査一課の砂本。この2人は過去につながりがあり、その私生活が作品の中で明らかになっていく。もう1人が東京からの刑事宝生。本来は脇役であるはずの宝生だがそのキャラクターが妙にインパクトある。失踪事件の謎に加えて、関わる刑事たちの人間像に強く惹かれた作品。宝生に関してはもう少し読んでみたい2026/08/28

mayumi

30
前作「百年の時効」が私的に大ヒットだったので、伏尾さんの新作を楽しみにしてた。 東京都内で孤独死した女性。警察が遺族に伝えたところ、その女性は二年前に亡くなったという。同じ頃、北海道警察の砂本は轢き逃げ事件を捜査していた。そんな中、彼は被害者宅でかつての先輩、新内の名刺を発見する…というストーリー。二度死んだ女性と轢き逃げ事件。二つの事件をつなぐ名刺。結構複雑な展開で、何度か前に戻って読み返した。ラストは良いけれど、前作を上回るほどの感動はないかな。伏尾さんの文章は読みやすくて好きなんだけどね。2026/08/31

fuku3

28
2026.9.10読了。舞台は札幌。轢き逃げ事件の被害者が現場から離れた所で見つかり死体遺棄事件と思われたが⁉︎東京で独居老人の孤独死、親族に連絡したらその人は既に二年前に死んでいた⁉︎この二つの事件を捜査するのは道警捜査一課の砂本、元刑事で現児相の臨時職員新内由紀(よしのり)、警視庁の捜査一課宝生(元公安)。轢き逃げ事件は殺人事件に、身元不明者は一向に正体が分からず。読めば読む程に謎が深まるばかり。合間に新内家の養子縁組件や宝生の怪しさ⁉︎砂本家の家庭事情などが描かれるこれらは全部伏線だったのね!2026/09/10

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