鏡の国(上)

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鏡の国(上)

  • 著者名:岡崎琢磨
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • PHP研究所(2026/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569905938

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内容説明

あなたはこの謎を見抜けるか――。大御所ミステリ作家・室見響子の遺稿が見つかった。それは彼女が小説家になる前に書いた私小説『鏡の国』を、死の直前に手直ししたものだった。「室見響子、最後の本」として出版の準備が進むなか、著作権継承者である響子の姪・桜庭怜のもとを訪ねてきた担当編集者が、こう告げる。「『鏡の国』には、削除されたエピソードがあると思います」――。『珈琲店タレーランの事件簿』の著者が贈る、現実と虚構が写し鏡のように反転する、二度読み不可避のミステリ! ※本書は、2023年9月に刊行された『鏡の国』に加筆・修正し、上下巻に分冊したものです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

22
亡くなった大御所ミステリー作家・室見響子が遺稿発見され、訪ねてきた担当編集者が著作権継承者である響子の姪・桜庭怜に遺稿に見え隠れする違和感を告げるミステリ。怜を訪ねてきて「鏡の国」には削除されたエピソードがあると告げた担当編集者。そこから遺稿を読み進める怜と、遺稿の作中作『鏡の国』が交互に展開する構成になっていて、ルッキズムに翻弄される人々の日常、友情、恋愛、過去の出来事が丁寧に描かれ、違和感や伏線を感じさせる作中作を読んだ怜と編集者が感想や疑問を交わす上巻で蒔かれたタネが下巻でどう生きてくるのかですね。2026/08/17

yupaki

8
その作品に隠された秘密。亡くなった叔母の遺作となった小説「鏡の国」、担当編集によるとこの作品には叔母が意図的に削除した内容があるらしい。作品を読めばわかるということで再度読み直しながら違和感を探っていく。ここまでの現代パートと作中作である「鏡の国」が交互に進む作品。主に鏡の国がメインとなるが中々内容的にもおもしろい。さらにここに秘められた謎があるとなると気になるが、前半は大きな進展もなく謎は深いまま。引き付ける力はあるので気にならない。後半へ続く。2026/09/23

なみ

7
感想は下巻に。2026/09/28

播州(markⅡ)

7
作家だったおばが残した原稿。そこには違和感があるらしい。作中作の「鏡の国」を読み進めていく形で物語が展開していく。主人公は元アイドル記者の響。響の幼なじみの郷音。同じく伊織、そして同僚の巧を中心に話がすすむ。伊織との再会は演出されたものだし、過去の事件で容疑者として浮上したのは巧の兄。こうなると郷音との再会も途端に胡散臭くなる。そもそも「響」と「郷音」だもん。作中の違和感とやらは全くもってわからないまま下巻へ。2026/09/04

shonborism

4
久しぶりに読む岡崎作品。亡くなった大物作家の叔母の遺作を読みながら、隠された謎を解く。作中作を主人公と一緒に読み進めていく形だが、なかなかヒリついた不穏な状況でこちらも緊張する。下巻にどう絡んでくるのかな。2026/08/21

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