新潮文庫<br> きまぐれカプセル(新潮文庫)

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新潮文庫
きまぐれカプセル(新潮文庫)

  • 著者名:星新一【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 新潮社(2026/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101098555

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内容説明

空飛ぶ円盤に熱中した理由、5000年後に贈るタイムカプセルの中身、江戸川乱歩や小松左京、和田誠らとの親交――星新一が綴った多彩なエッセイから、書籍・文庫に未収録の作品を厳選。幼少期から晩年まで時系列に並んだ91編と未収録ショートショート3編で日本を代表するSF作家の軌跡をたどる。ユーモアと才気あふれる名文を盟友・真鍋博のカバーイラストでお届けする、生誕100年記念作品集。(解説・星マリナ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

107
星さんの最新作のメインをエッセイにした(新しく発見されたショートショートも3作収められています)作品集が出されました。大学を出たばかりのころ父親が亡くなってその後の会社(倒産した)の処理をご自分がやられたということがかなりトラウマになられていたようです。何回も出てきます。星さんのある意味人物像がかなりわかりました。ほとんどすべて読んでいるショートショートを再度読み直そうと思っています。2026/09/12

新田新一

60
星新一の未発表のエッセイを年代順に収録した本です。未発表のショートショートも載っています。一番最後の作品はブラックユーモアに満ちた作者らしい作品で、こんな傑作が埋もれていたのかと驚きました。エッセイの中では創作の苦労を書いた文章が印象に残りました(「ショートショート1001編」)。命を削るような思いで書いてきた、とあります。子供の頃はそんなことも知らずに、星さんの本はなんて面白いのだ、とわくわくしながら読みました。星さんのおかげで本好きになれて、ここまで生きることができました。改めて深く感謝したいです。2026/09/28

ぐうぐう

37
星新一生誕100年を記念した文庫オリジナル作品集。書籍未収録のエッセイが91編も収録されていて驚かされる。よくよく振り返ってみれば、星のエッセイをこうしてまとめて読むのは本当に久しぶりのことだ。編集を担当した星の次女・星マリアの「父の「自伝」を作ってみたい」という意図通りに、星新一のことがよくわかる内容となっていて、興味深い。「明るい希望という文句があるが、これは嘘である。希望とは期待と不安と焦燥とで、息苦しさにみちているはずだ。ちょうど、夜明け前の薄暗い空である。私はあまり美しいとは感じない」(つづく)2026/09/15

kei-zu

31
星新一生誕百年。今になって新刊が読めるとはねぇ。編纂は次女のマリナ氏。未収録のエッセイの収録に際し、書かれている内容を年少期から時系列に並べたとのこと。執筆時期は記述内容と前後することがあるが、それもアクセントになっている。雑誌などに初出のままの文章であることから、他の単行本に収録されたエッセイよりもややラフな感じもマニアには楽しい。書いてある内容も既出のエッセイに重なるものがあり、あ、あれねの楽しさ。真鍋博による表紙も嬉しい。2026/09/21

ののたま

20
創作のときに気をつけていることとして、時事風俗を排除することを挙げていた。星新一作品が永く読まれ、子どもも読みやすい理由なのだろう。冒頭の一編はそれを理解できる良いものだった。▼ソ連の宇宙有人飛行成功に際した一編は、人類の宇宙進出が国家間の競争、国威発揚につながることを危惧し、人類共同での開発を唱えている。これも著者の思想が現れていて良い。▼私の頭の中で都合のよい部分を張り合わせた考えになるのかもしれないが、星作品はエッセイにおいても不変であり、AIの発達する現代にも十分通じうるし、当時から現代にも通じる2026/09/03

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