敗れてもまた走れ:アシックス創業者 鬼塚喜八郎の情熱「オニツカタイガー」を創った「靴の鬼才」はなぜ世界と戦い続けたか

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敗れてもまた走れ:アシックス創業者 鬼塚喜八郎の情熱「オニツカタイガー」を創った「靴の鬼才」はなぜ世界と戦い続けたか

  • 著者名:財部誠一【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • ニューズピックス(2026/07発売)
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  • ISBN:9784910063478

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内容説明

歴史や経済への深い見識なくして絶対に書けない労作──出口治明氏
鬼塚さんの情熱と太陽のように周りを照らす力は永遠の憧れです──高橋尚子氏

構想8年。緻密な取材と圧倒的な筆力で描き出す、人物評伝を超えたノンフィクション大作。


いまや日本が誇る日本発のブランドになった「オニツカタイガー」。そのオニツカタイガーが、こちらも日本を代表するスポーツメーカーであるアシックス擁するブランドであることは、あまり知られていない。

1949年、敗戦直後の神戸で鬼塚喜八郎が興した「鬼塚商会」にアシックスの前身は遡る。その翌年、初めて創ったバスケットボールシューズに喜八郎は「タイガー」というブランド名をつけた。

そこからあっという間にタイガーのクオリティは世界を魅了する。そのなかには、公認会計士の職に就きながら陸上競技への思いを断ち切れず、単身神戸に渡ったアメリカ人の青年もいた。ナイキの創業者フィル・ナイトだ。

1964年の東京オリンピックで大躍進したオニツカは、その後も海外スポーツメーカーとの死闘を繰り返して飛翔していくが、なぜ、小さな“スタートアップ”に過ぎなかったオニツカは爆速で成長し、世界と戦い続けられたのか。

本書は、戦後を代表する稀代の経営者である鬼塚喜八郎に新たな光を当てつつ、理念と戦略のつながり、パーパスの本質、そして私たちが生きる意味までをも、敗戦から現代まで続く物語を丁寧に紡ぎながら描き出す、人物評伝を超えたノンフィクション大作である。

【内容例】
「おれがアベベに靴を履かせる」の真意/心待ちにしていた徴兵検査の知らせ/人生を変える上田中尉との出会い/敗戦の虚無から、いかに救われたのか/靴づくりの技術を学ぶ見習い修業/夕食のおかずから得た革新的アイデア/トップ選手に狙いを定める「頂上作戦」/マメの正体を科学的に解明せよ/青年はなぜオレゴンから神戸に来たのか/徹夜でブルーリボンからの注文をさばく/欧米は物真似の対象か、追い越す対象か/「あれじゃ、アディダスの模造品だ」/4年刻みの「戦争」が会社を強くした/モントリオールで戦ったナイキとオニツカ/なぜ日商岩井が許せない仇敵だったか/「第2ブランドになる」という予言の凄み/「頂上作戦」から「C-PROJECT」へ/正月から味わった創業以来の屈辱/復活の狼煙は箱根から上がった/敗れても、また前を向いて走り出せ……ほか


【目次】
第1章「裸足のアベベ」に靴を履かせる
第2章 戦争を生き延びた運のよい男
第3章 裸一貫、焼け野原の神戸で起業
第4章「靴の鬼才」が「タイガー」を創った日
第5章 爆走する“ベンチャー企業”オニツカ
第6章「マメのできないシューズ」はできるか
第7章 東京オリンピックと決死の大勝負
第8章 会社を去る幹部、残った新卒生
第9章 海外メーカーとの仁義なき戦い
第10章 決勝日前夜、スパイクを2ミリ削れ
第11章 さらばオニツカ、ようこそアシックス
第12章 未知の素材でナイキのエアに挑め
第13章 オニツカタイガーの華麗なる復活
第14章 箱根での完敗、そして再び頂上へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥

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【2026-122】アシックス創業者・鬼塚喜八郎の評伝的ノンフィクション。1949年、敗戦直後の焼け野原となった神戸で鬼塚商会を創業。一から靴づくりを始め、やがて「オニツカタイガー」を世界へ送り出す。マーケティング戦略を重視する海外メーカーとは違い、選手一人ひとりの個性に寄り添う靴づくりで市場を拡大していく。「健全な身体に健全な精神があれかし」からASICSと名付けたように、スポーツを通じて子どもたちが健やかに育ってほしいという思いが伝わる。後半のNIKEとの開発競争も読み応えがあった。★★★★2026/09/04

imagine

9
この夏のマイ課題図書。フィル・ナイト「SHOE DOG」を読んだ時に、オニツカの言い分も聞いてみたかった。だがナイキについてはシンプルにライバルとして描く程度。それよりも、本題の鬼塚喜八郎の人間的な魅力が凄い!実力で将校クラスに近づいた戦争体験、アスリートに寄り添い、ベンチャーから這い上がる熱い仕事ぶり。現代の過保護な労働環境で、企業はどうやって発展するんだ、と思えてきてしまう。自分も還暦が見えてくるほど歳を重ねたが、喜八郎の五十代など波乱万丈。まだまだ気を抜かずに仕事に挑まねば。襟を正された読後感。2026/08/23

田中隼

0
市民ランナーとしてasicsのメタスピードシリーズを履いてみて、また表参道にオニツカタイガーのブランドが海外に人気でありとても気になって読んでみた。鬼塚氏の生き方について学びた。asicsのルーツについても理解できて、応援したくなった。2026/09/08

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