裸足のゴースト

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裸足のゴースト

  • 著者名:逢崎遊【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 中央公論新社(2026/07発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784120060403

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内容説明

【小説すばる新人賞 受賞後第1作!】

俺は本来、ランナーを名乗ってはいけない人間だ。
己の役割も知らず、ロードの上を幽霊のように今もこうして彷徨い続けている。

実業団の長距離ランナー・柴田光輝は、脚の故障により選手を引退した。
しかしそれは不慮の事故ではなく、終わりなき競争の日々に疲弊した柴田自身が仕組んだものだった。
思惑通り実業団を辞めることに成功した柴田だったが、
地方の保険営業所に異動させられ、悪質な保険セールスに携わるなか、次第に精神をすり減らしていく。
そんなある日、柴田は「ブラインドランナーの伴走者をやらないか」と誘われ、再び陸上の世界に舞い戻ることに。
それは「なぜ走るのか?」という問いに向き合う旅路のはじまりでもあった。

己の存在証明にひた走る、
ひとりの青年の軌跡を描いた異色の青春譚。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

158
逢崎 遊、初読です。ブラインドランナー&伴走者の物語も初めてです。あまり期待せずに読んだら、予想外の佳作でした🏃🏃🏃 https://www.chuko.co.jp/tanko/2026/07/006040.html2026/09/04

えんちゃん

60
箱根も走った実業団ランナーが競技を引退し、ブラインドランナーの伴走をしながら己の走る意味を問う物語。あらすじだけだと感動スポーツモノって思うけど、チチチ、そんな安直な話じゃない。子供の頃から足が速かった。でも自分の記録には興味がない。ではなぜ自分は走るのか。自分を傷つけ相手を傷つけ、心身ボロボロになってやっとたどり着いた答えが、もー自分勝手なんだけど、しっくりきちゃったのです。本当に嫌な奴だし理解なんか出来ないんだけどね。妙に清々しい読後でした。2026/09/09

雪丸 風人

15
破滅願望すれすれの自我が突き刺さる!主人公は確固たる意志のないまま不器用に生きてきた男。社会人ランナーの道を離れた彼が、視覚障碍者の伴走をするなかで、自分の存在意義を見つめなおしていきます。とことん後ろ向きな青年の迷走に引き込まれました。好きになれないのに目が離せないんです。スポ魂で青春!みたいな筋書きとは一線を画したドラマですが、エモさは抜群。特に中二の持久走パートの爽快感と終幕にかけてのがむしゃらな激走に痺れましたよ。応援されるのを恐れていた男の新たな一面に要注目です。(対象年齢は14歳以上かな?)2026/08/18

chuji

4
久喜市立中央図書館の本。2026年7月初版。書き下ろし。デビュー二作目。箱根2区を走った実業団ランナーが退部し左遷され精神を病んでゆくが、ブラインドランナーの伴走者に誘われる。また挫折を味わうが這い上がり走り続ける譚。期待感なく読み始めたが思わぬ収穫でした。デビュー作も読んでみよう!2026/08/07

jolly

3
これはおもしろい。読ませてわかりやすく展開してくれる。これでいい。ブラインドランナーの勉強になった。週末は3ヶ月ぶりの釣り。小さ目ばっかだけどひさしぶりの大漁。 2026/09/25

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