角川文庫<br> 江ノ電を待ちながら

個数:1
紙書籍版価格
¥1,012
  • 電子書籍
  • Reader

角川文庫
江ノ電を待ちながら

  • 著者名:喜多嶋隆【著者】
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • KADOKAWA(2026/07発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041175309

ファイル: /

内容説明

各駅停車の江ノ電は、観光客や地元の人を乗せて、今日も湘南の海沿いをゆっくり走る。オリンピック強化選手に選ばれなくても、ひたむきに練習を重ねるビーチバレーの選手に出会った青年が、忘れかけたていたサッカーへの情熱を取り戻していく「夢をほおばっていた」。観光客でにぎわっている極楽寺駅で、小さな神社の娘が、参拝客を呼び寄せるために突飛なアイディアを思いつく「君に捧げるイエスタデイ」。稲村ケ崎で生まれ育った女性が、モデルになり多忙な日々を送っているが、クラスメイトとの再会でふと潮風の中での生活を思い出す「人生の途中下車」など。人生のターニングポイントでふと立ち止まった人々が、新しい一歩を踏み出す姿を描く、温かな連作短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

254
鎌倉駅から江ノ島駅を経由して藤沢駅をのんびりゆったりと走る江ノ電な5話短編。どの話もガツガツとはしていないよ。おやっ。全部鎌倉市側の話なんかい。辛うじて1話目では江ノ島駅で降りてビーチバレーの練習をしたり、藤沢駅のラーメン屋でバイトしていたけど。鎌倉産パイナップルの酵素プロメラインで柔らかくした豚肉料理いいなぁ(*´¬`*)。ポークソテー食べたい(๑❛︎ڡ❛︎๑)。地魚料理屋さんも良いなぁ。干物屋さんも良いなぁ。地元密着で料理好きなんですなぁ。若干ご都合展開ではありますが、良いじゃ無いの。こういうのも。2026/08/18

おしゃべりメガネ

87
やっぱり夏は喜多嶋さんの作品だなぁと感じさせてくれるステキな短編集でした。5編からなる湘南を舞台に綴られていて、喜多嶋さんワールドがキレいに前面に押し出されています。ビートルズやボディボード、タイトルにもある江ノ電など、それぞれに懐かしさや夏らしさがしっかりと伝わります。少しココロにキズがあったり、過去に何かしらひっかかりがあったりと登場人物皆さんワケありな感じですが、そこはさすがの喜多嶋さんで爽やかにサラッと書かれています。安心して読める喜多嶋さん作品に、この夏もしっかりとステキな思い出を頂きました。2026/08/10

Shoji

31
江ノ電沿線に住む人たちを主人公にした短編を5話収録。どの主人公も毎日を丁寧に生きている。愛するパートナーがいる生活、支え合える家族と暮らせる毎日、分かりあえた友人がいる生活、こういった普通の暮らしこそが、何物にも代え難い幸福であることを教えてくれる一冊。本当の幸せとは何かを考えながら読みました。2026/08/06

kaede

8
夏に相応しい本作。表紙のように私も江ノ電のホーム(やっぱり鎌高前かな)のベンチに座ってずっと海を眺めていたい、本書と共に。(小川糸氏「ツバキ文具店」の影響もある(笑)本作は喜多嶋節が抑えられている文体。それでも爽やかな世界感は残っている。5つの短編集。小粒ながらどれもじんわりと心に染み込んでくる物語。ペイフォワードかぁ、私も何かバドンタッチ出来るかな。2026/08/09

チャーハン

7
夏に持ってこいな小説。五つの物語が江ノ電と共に描かれて癒されました。 たまにこういうのも読まないとね。江ノ電は2年くらい乗ってないなぁ。紫陽花の時期がいいんだよね、大混雑してるけど…。2026/08/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23424871
  • ご注意事項

最近チェックした商品