岩波少年文庫<br> お静かに、父が昼寝しております - ユダヤの民話

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岩波少年文庫
お静かに、父が昼寝しております - ユダヤの民話

  • 著者名:母袋夏生【編訳】
  • 価格 ¥1,188(本体¥1,080)
  • 岩波書店(2026/07/23 配信開始予定)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784001142297

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内容説明

古代ローマ時代に世界各地に散り散りになったユダヤ人.住みついた土地の言葉や生活にとけこむうちに,知恵とユーモアに富んだ民話が生まれ,語りつがれてきました.本書は,各地のユダヤ民話,ユダヤ教の教えを伝えるたとえ話,創世記から紡ぎだされたお話など38編を収録.ユダヤ民話の多様な香りを伝えるオリジナル編集です.

目次

★各地に伝わるユダヤの民話

ふしぎな財布/たまご一個とメンドリ千羽/キツネの仕立て屋/キツネとクマのクルミのとりいれ/死神の使い/リンゴの奇跡/ヒツジとヤギとライオン/恐 怖/ベドウィンの羊/鳥の助言/産婆と猫/貧しい男とキツネと魔神の王アスモダイ/二ズウォティのモイシェ/三羽のヒナ/クンツを羊の群れに放っておけ/嘘の力/まっとうな答え/砂漠のナツメヤシ/父への愛は塩の味/エデンの園の果物,アノーナ/酒の樽/黄金のテーブルの脚/泣いて笑って/お静かに,父が昼寝しております/塔に閉じこめられたソロモン王の姫君/真珠の首かざり/犬ですらうなり声をたてない/腹をすかせたオオカミと知恵者のキツネ/皇帝とラビ/ソロモン王とミツバチ/思考の剣/笛と羊飼いの杖/

★「創世記」のはなし

光と闇―昼と夜ができるまで/命の息/動物の王になりたかった蛇/涙の起源/はじめての死―カインとアベル/大洪水―ノアの物語

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

へロム

53
ユダヤ民話や創世記からの話しが38編掲載されています。ショートショートを読んでいる感覚で直ぐに読め、小学生5,6年以上となっていますが、大人でも十分楽しめます。えー、こんな終わり方?みたいなものがあれば、含蓄のある話しもあり、飽きません。【町のライブラリー】2016/08/05

帽子を編みます

50
この題名をみたら読みたくなります。ユダヤの民話です。各地に伝わるもの(ユダヤの民は世界各地に広がったので中東、欧州、アフリカ…)と、旧約聖書から「創世記」の話です。とんちの利いた話、不正を裁判で暴くもの。お姫様の結婚の話も面白い、リア王みたいな末の姫追放されるのですが、母に財宝を持たされ、怠け者の男をびしびし鍛えて働き者にして結婚します。そして王様が…。「涙の起源」は失楽園の話なのですが、涙が重荷をといて、痛みをやわらげ、流すたびに希望が湧いてくるだなんて!涙がこれほど素晴らしい贈り物だとは、驚きました。2020/10/19

たつや

50
ユダヤの民話集ということですが、巻末には旧約聖書もあり、実に面白い本でした。「リンゴの奇跡」は気持ちいいくらいのハッピーエンド。「ベドウィンの羊」は「北風と太陽」と落語の「死神」を合わせたようなお話。教訓も多く、本当にどれも面白い話で良い本でした。2017/01/12

スプーン

39
ユーモラスな題に負けないぐらいの、豊かで機智に富んだ短編集。民話独特の雰囲気は、読む者を異国へといざないます。おススメの短編民話集。2020/11/18

タカラ~ム

22
#はじめての海外文学 vol.4で編訳者でもある母袋夏生さんが推薦しているのが本書です。ユダヤの民話と創世紀に記される『アダムとエバ』や『ノアの方舟』の物語が収録されています。ユダヤの民話に限らず、日本のお伽噺でもそうですが、こういうお話は読みやすく、面白く、そして風刺も効いています。そして、読み終わってみると、「あれ、これって今のこういう問題に似てるんじゃないか?」と考えさせられます。岩波少年文庫として刊行されていますが、内容的には大人も楽しめる一冊だと思います。2018/11/06

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