内容説明
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【内容紹介】
2023年5月に施行された「宅地造成及び特定盛土等規制法(通称:盛土規制法)」は、大規模な盛土や土石の堆積に関する規制を抜本的に強化し、国土の安全を確保するための極めて重要な法律です。しかし、その許可審査の実務は、技術基準の適用範囲の判断、届出・許可の要否判定、安定計算書の照査など、多岐にわたり複雑を極めます。
本書は、この複雑な審査プロセスを、高度な地盤工学的知見を背景としつつ、現場での判断に直結する実務上の頻出ポイントに絞って解説した一冊です。単なる法令の逐条解説にとどまらず、「なぜこの知識が必要なのか」「実務で何を見落としがちか」という現場の疑問に応え、設計・審査担当者が即戦力として活用できる「実務チェックポイント」を分かりやすくまとめました。
具体的には、政令で定める技術的基準を「盛土等防災マニュアル」に基づき補完し、関連法令を含めた宅地造成等に関する全般的な基準を整理しています。
【著者略歴】
橋本 隆雄(はしもと たかお)
国士舘大学理工学部特別任用教授。
1957 年茨城県生まれ。1982 年国士舘大学卒業、2001 年金沢大学大学院修了。博士(工学)。
技術士(総合技術監理、建設部門:土質及び基礎、施工計画、施工設備及び積算、鋼構造及びコンクリート)、特別上級土木技術者(防災、地盤・基礎)、地盤品質判定士などの資格を有し、実務と研究の両面で地盤災害対策を牽引。
専門は地盤防災工学、宅地防災、耐震工学。受賞歴は、地盤工学会事業企画賞(2014 年)、同関東支部技術賞(2016・2018 年)のほか、2024 年・2026 年には「防災・減災× サステナブル大賞」を連続受賞した。
社会活動では、日本国土・環境保全協会代表理事、地盤品質判定士協議会資格制度監理委員長、一般社団法人地盤品質判定士会幹事兼技術委員長・有識者専門部会会長、文化財石垣補修・石垣擁壁補強技術協会会長、土木学会地震工学委員会小委員長等を歴任。地盤品質判定士制度の立ち上げから携わり、専門家として「盛土規制法」に基づく安全な国土形成の普及に全力を注いでいる。
【目次】
第1章 宅地造成及び特定盛土等規制法の趣旨
第2章 許可又は届出対象となる工事等の概要
第3章 地盤に関する技術的基準
第4章 擁壁に関する技術的基準
第5章 鉄筋コンクリート造等の擁壁の設計
第6章 崖面崩壊防止施設に関する技術的基準
第7章 崖面及びその他の地表面に関する技術的基準
第8章 排水施設に関する技術的基準
第9章 土石の堆積に関する技術的基準



