内容説明
オペレーティングシステム(OS)の深部は、プロセッサの動作モードや複雑なアドレス変換が絡み合い、理論だけでは理解が困難な領域である。本書は、世界標準として採用が急拡大している「Linux」と、次世代のオープンアーキテクチャとして注目を集める「RISC-V」を題材に、最新カーネル(v6.12)の実コードを徹底的に読み解く「コードリーディング」の手法で構成した。
目次
コンピュータとオペレーティングシステムの歴史
第1部 RISC‐VとLinuxのユーザーモード(RISC‐Vアーキテクチャ―RV32I基本命令とC言語の基礎―
Linuxユーザーモードプログラム―その1―
Linuxユーザーモードプログラム―その2:少し高度な機能―
Linuxのスケジューラ)
第2部 RISC‐VとLinuxの特権モード(Linuxを支えるRISC‐V特権アーキテクチャ
Linuxカーネルの構造と動作―その1―
Linuxカーネルの構造と動作―その2―
カーネルモジュールとデバイスドライバ
Linuxカーネルの構造と動作―補足―)
付録A QEMUによるRISC‐Vプロセッサ用Linux動作環境
付録B 演習問題解答例
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
1
💻Linuxコード+RISC-V=OS仕組み理解 🐧Linux:世界標準OS+現役実用コード ⚙️RISC-V:オープン仕様+単純明快CPU 🤝両者融合:理論⇔実践の架け橋 🎯目的:ブラックボックス解剖=超本質理解 💡対象:低レイヤ技術者+OS内部を知りたい人 🛠内容:カーネル解読:ソース直接参照 🔁処理:CPU挙動⇔OS制御:完全同期 ✨効果:仕組みが繋がる=一生モノの技術力2026/06/10
水紗枝荒葉
0
v6.12ベース。教科書然としたスタイルだが良い意味で歯ごたえがある。Linuxコードの鬼の巨大構造体を扱わない点では読みやすい(裏を返すとLinuxコードのお作法に詳しくなれる感じはしない)。低レイヤー/Linux Kernelについて一定の前提知識が課されているようだ。本書の前半でユーザー空間、後半でカーネル空間を扱うのだが、同じトピック(例えば割込み)に異なる側面から何回も触れるので、螺旋状に進んでいく感覚を覚えた。思ったより変な本である。2026/06/17




