講談社選書メチエ<br> 夢の分析 生成する〈私〉の根源

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講談社選書メチエ
夢の分析 生成する〈私〉の根源

  • 著者名:川嵜克哲【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 講談社(2026/07/03 配信開始予定)
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  • ISBN:9784062583190

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内容説明

私たちが見る夢は「神託」か「無意味」か? 仕切りのないトイレの夢、海に落ちて沈んでいく夢……。こうした夢が語る内面性と超越性の対立。古代から現代に至る人々の夢を辿りつつ、近代的な主体の誕生を読む。

【目次】
はじめに 夢を分析するということ
第一章 夢をめぐるフロイトとユング
1 反復夢とはなにか
2 精神分析と夢
3 神経症=意識と無意識の妥協形成
4 現実と幻想
5 夢を読む視点 「ごまかす」か「ごまかさない」か
6 予知夢をめぐって 換喩と隠喩
第二章 落ちる夢 超越性をめぐって
1 〈私〉という主体のあり方
2 垂直軸と水平軸
3 シャーマニズムの治療観
4 治癒夢の変遷 夢を「みる」から「つくる」へ
第三章 トイレの夢 内面性をめぐって
1 排泄 〈私〉をめぐる「せめぎあい」
2 「個人空間」としてのトイレ
3 神経症と祝祭
4 フィロバティズムとオクノフィル
5 内面性 川沿いの家の夢
6 「意味するもの」と「意味されるもの」
7 自意識としてのトイレの壁
8 対立するもののダンス
おわりに 言霊論と記号論

目次

はじめに 夢を分析するということ
第一章 夢をめぐるフロイトとユング
1 反復夢とはなにか
2 精神分析と夢
3 神経症=意識と無意識の妥協形成
4 現実と幻想
5 夢を読む視点 「ごまかす」か「ごまかさない」か
6 予知夢をめぐって 換喩と隠喩
第二章 落ちる夢 超越性をめぐって
1 〈私〉という主体のあり方
2 垂直軸と水平軸
3 シャーマニズムの治療観
4 治癒夢の変遷 夢を「みる」から「つくる」へ
第三章 トイレの夢 内面性をめぐって
1 排泄 〈私〉をめぐる「せめぎあい」
2 「個人空間」としてのトイレ
3 神経症と祝祭
4 フィロバティズムとオクノフィル
5 内面性 川沿いの家の夢
6 「意味するもの」と「意味されるもの」
7 自意識としてのトイレの壁
8 対立するもののダンス
おわりに 言霊論と記号論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

有沢翔治@文芸同人誌配布中

4
 精神疾患の女性患者Aが見た夢を分析することで、近代的な意識のあり方を探ろうとしています。  丁寧な分析……ですが、どうもユングを援用しているため僕の肌には合いませんでした。https://shoji-arisawa.blog.jp/archives/51372431.html2012/11/21

alto弾き

1
「古代・中世から近代にかけて,世界観や意識のあり方が大きく変化する」プロセスについて,川嵜先生のクライアントである女性が8年以上にわたって見た夢の検討を通して考察される。近代以前の世界観は神をはじめとする「超越的」な世界であり,事象の意味はそのまま目の前に現れていた。しかし西洋近代科学の発展とともに,事象の背後に隠された「意味」を探る意識のあり方が生まれ,人は「超越性」から離れ,自らの「内面」を見つめることになる。自らの持つ「超越性」と現代に生きるための「内面性」をどう関係づけるかがこの女性のテーマとなる2026/04/30

1
この本の本筋ではないが、トイレや寝室の歴史の話を通して、「現代化に伴い個人と他者との境界線が明確になってきている」という話が興味深かった。 (ここから雑談) 例えば、結婚する若者が減っていることが現代の問題として議論される時、経済面や娯楽の多様化が原因に挙げられがちだが、根本の原因は個人の分化が進んでいることで、それは人類の歴史的に見ても自然なことなのかもしれない。カラオケや焼肉店ですら、ここ5年10年で1人専門店ができてるぐらいだし…2022/07/19

ポレポレ

1
面白かった。あくまで自分の解釈では、神経症的水平方向に注目したのが、本書で述べられていたフロイトや、他に、アドラー、フロム、加藤諦三などではないかと思う。垂直方向が宗教やスピリチュアル。河合隼雄やユングは、その交差するところにいた人たちではないかなと。最後の方の近代とポストモダンについては、ポストモダンとはなんぞやと、思った。そしてAさんは今後どのような方向にゆくのだろうか。結論は出さず、想像の余地が残るあたりが、河合隼雄さんの対人恐怖症の自我や日本人論と似ている。2021/09/27

コーキ

0
期待していたような夢の話ではなかった。同じことを何度も何度も繰り返すし、ちょっとどうかなあ・・・。確かに超越性と内面性の分析は面白いけど、それでもなあ・・・。もう少しなあ・・・。はあ・・・。2014/11/15

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