講談社選書メチエ<br> 自由だけではなぜいけないのか 経済学を考え直す

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講談社選書メチエ
自由だけではなぜいけないのか 経済学を考え直す

  • 著者名:荒井一博【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 講談社(2026/07/03 配信開始予定)
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  • ISBN:9784062584524

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内容説明

なぜ、新自由主義経済ではダメなのか? 自由放任の経済は、人びとの絆と信頼を破壊し社会基盤を掘り崩す。新自由主義経済の欺瞞と論理矛盾を暴き、あるべき経済の在り方を社会との関係に注目して論じる。

【目次】
はじめに
第一章 新自由主義が日本を劣化させた
第二章 新古典派経済学パラダイムの構造と主張
第三章 個人の独立性という虚構
第四章 法化社会で自己利益を追求する個人という虚構
第五章 高能力を持つ合理的な個人という虚構
第六章 情報の非対称性
第七章 取引費用と契約の不完備性
第八章 業績は評価できるのか
第九章 ネットワークと社会関係資本
第一〇章 社会関係資本と人間の行動
第一一章 良質な文化をいかにして形成するか
第一二章 日本社会をいかに立て直すか
おわりに
参考文献
索引

目次

はじめに
第一章 新自由主義が日本を劣化させた
第二章 新古典派経済学パラダイムの構造と主張
第三章 個人の独立性という虚構
第四章 法化社会で自己利益を追求する個人という虚構
第五章 高能力を持つ合理的な個人という虚構
第六章 情報の非対称性
第七章 取引費用と契約の不完備性
第八章 業績は評価できるのか
第九章 ネットワークと社会関係資本
第一〇章 社会関係資本と人間の行動
第一一章 良質な文化をいかにして形成するか
第一二章 日本社会をいかに立て直すか
おわりに
参考文献
索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Oezy_k

4
新古典派経済学批判としては典型的だが、同じ経済学者としての立場からの批判であるので理論的であった。一方で、著者の批判する新古典派経済学と新自由主義の浸透の因果関係に関しては印象論的であるように感じた。また、新自由主義の浸透と(著者のいう)共同体の崩壊との因果関係も同様であるように感じた。他方、この著作の面白い点は著者が「信頼」という概念的なものを数理的・理論的に説明しようとしていることである。そうした試みはいま注目を集めているソーシャル・キャピタルの議論とも接続可能であり、継続されてしかるべきだろう。2011/07/13

シュミットさん

3
厚生経済学の第一命題、「競争均衡は効率的である」を中心に新古典派経済学への反感をむき出しにした本。あらゆる社会的場面に新自由主義の考え方が浸透してきた、そしてそれは害の方が大きいな、というのは評子も最近ぼんやり分かってきた。ところで著者は山岸氏とも対立しているようです。2009/11/25

ぽん教授(非実在系)

1
ミクロ経済学が専門の学者なのに新古典派経済学を批判するという意味で貴重な本。ロバート・パットナムのソーシャルキャピタル論や公共財、情報の非対称性など市場は現実世界ではそのままではうまく機能しないことを経済学実験やアンケート調査、ゲーム理論などをフル活用してこれでもかと証明してくる。2014/10/30

えちぜんや よーた

1
エクセル読書帳のメモ→ 第1章新自由主義が日本社会を劣化させた 第9章 ネットワークと社会関係資本 第11章 良質な文化をいかに形成するか

がっち

1
新古典派経済学批判主義。我々はネットワークの中で生きている。そして自由にとらわれ過ぎている。経済学は「各国の自由に任せておけば、経済の状態は最適化するとは限らない」経済学を学ぶことによって経済社会に貢献できる。これから経済学は人間の生き方を理解できるものでなければならないのである。といったもの。ソーシャルキャピタルという概念を経済学に加えて討論したいと考えているので、私にはよいものであった。2012/08/02

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