講談社選書メチエ<br> 聖徳太子の歴史学 記憶と創造の一四〇〇年

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講談社選書メチエ
聖徳太子の歴史学 記憶と創造の一四〇〇年

  • 著者名:新川登亀男【著】
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  • 講談社(2026/07/03 配信開始予定)
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  • ISBN:9784062583824

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内容説明

「聖徳太子」はいかにつくられ、変容してきたか?

「日の本のかやうにあしくなりたるも、皆上宮太子の愚よりはしまれり」――。遺物信仰の対象として熟成した「聖徳太子」に攻撃を加える江戸の知識人。フェノロサ、岡倉天心らの古美術調査がもたらした近代の転回。『日本書紀』の原像にはじまり、現在のコンテクストが成立するまでを描く記憶と創造の物語。

【目次】
序章 「聖徳太子」か「厩戸皇子」か
第一章 「聖徳太子」の原像
1 『日本書紀』のなかの「皇太子」
2 多くの名をもつ「皇太子」
3 聖は聖を知る
4 日本国の尸解仙
第二章 「聖」はめぐる
1 「聖徳」は、やはり「聖」
2 「上宮太子」と申す聖
3 生けるが如し
第三章 攻撃される「聖徳太子」
1 「上宮太子」の愚
2 林羅山、「春秋の法」を説く
3 檄を飛ばす荻生徂徠
4 タブーに挑む片山蟠桃
5 「笑語」する平田篤胤
第四章 法隆寺の「聖徳太子」
1 奈良博覧会
2 七種の宝物
3 梵網経に随喜の涙
4 聖霊奉還と宝物献納
5 宝物献納その後
第五章 「古美術」調査から生まれた「聖徳太子」
1 美術取調
2 仏教のコンスタンティヌス大帝
3 不世出の英傑厩戸皇子
4 近代の「聖者」
第六章 子どもたちの「聖徳太子」
1 天皇の年代記
2 小さな「聖徳太子」伝の出現
3 小さな「聖徳太子」伝の完成
4 「国民の覚悟」を担う
5 ゆるんだ政治の立て直し
終章 「聖徳太子」とは何か
参考文献
あとがき
主要人名・書名索引

目次

序章 「聖徳太子」か「厩戸皇子」か
第一章 「聖徳太子」の原像
1 『日本書紀』のなかの「皇太子」
2 多くの名をもつ「皇太子」
3 聖は聖を知る
4 日本国の尸解仙
第二章 「聖」はめぐる
1 「聖徳」は、やはり「聖」
2 「上宮太子」と申す聖
3 生けるが如し
第三章 攻撃される「聖徳太子」
1 「上宮太子」の愚
2 林羅山、「春秋の法」を説く
3 檄を飛ばす荻生徂徠
4 タブーに挑む片山蟠桃
5 「笑語」する平田篤胤
第四章 法隆寺の「聖徳太子」
1 奈良博覧会
2 七種の宝物
3 梵網経に随喜の涙
4 聖霊奉還と宝物献納
5 宝物献納その後
第五章 「古美術」調査から生まれた「聖徳太子」
1 美術取調
2 仏教のコンスタンティヌス大帝
3 不世出の英傑厩戸皇子
4 近代の「聖者」
第六章 子どもたちの「聖徳太子」
1 天皇の年代記
2 小さな「聖徳太子」伝の出現
3 小さな「聖徳太子」伝の完成
4 「国民の覚悟」を担う
5 ゆるんだ政治の立て直し
終章 「聖徳太子」とは何か
参考文献
あとがき
主要人名・書名索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

2
聖徳太子は実在したのか、本当に仏の子なのか。そう言った類のことは全部置いておいて、現代の太子像の作られる過程を追った本。なるほど、全ての人の中にそれぞれの「太子」がいたのであって、個々人で太子像が変わるのも納得です。極端な話、ジャージ太子でもかまわないのですよ。2010/04/26

アメヲトコ

1
太子信仰を扱ったものかと思って手に取ったのですが、主題は近代以降の聖徳太子の表象でした。いわゆる「創られた伝統」論で、その視角にはそれほどの目新しさもなく、また全体として図式に当て嵌めすぎな感じもしましたが、科学的実証を売りにした関野貞の法隆寺非再建論の背後にある無意識の呪縛を指摘した箇所などは面白く読みました。2015/06/16

(ま)

0
尸解仙 記憶し創造される聖徳太子頼み 日出処の天子再読するかな2017/03/26

北田斎

0
面白かった。「聖徳太子」像の変遷について焦点が置かれている。また、主に『日本書紀』を典拠とした「史実」に忠実な「聖徳太子」像についても、複数のモデルが統合されているという点は掘り下げてみるべき。『日本書紀』は読み直さないと。2011/09/20

メルセ・ひすい

0
8-30 赤123 聖・ヒジリの循環関係・・ 『聖徳太子』の原像は『日本書紀』のなか。呼称は、一切ナイ。漢詩集『懐風藻』にはじめて出現!する。ただそれ以前から「聖徳」「太子」という呼称は散見する。それが合体か??  「厩戸皇子」の根拠も???である・・江戸時代、「御不埒」と知識人たちの攻撃を受けた聖徳太子。フェノロサ、岡倉天心らの古美術調査がもたらした近代の転回。「日本書紀」の原像から現代までの聖徳太子のイメージの変容をたどる。・岡倉天心・・ 皆で 研究しよう! 近世日本の天才!最高の級の頭脳・色男!も2007/03/18

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