講談社選書メチエ<br> 古代日本外交史 東部ユーラシアの視点から読み直す

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講談社選書メチエ
古代日本外交史 東部ユーラシアの視点から読み直す

  • 著者名:廣瀬憲雄【著】
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  • 講談社(2026/07/03 配信開始予定)
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  • ISBN:9784062585729

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内容説明

南に農耕王朝、北に遊牧王朝という大帝国があり、その周辺に複数の小帝国が存在していた国際環境において、日本が採用した外交政策とは?
「倭の五王」期の朝鮮半島問題、「日出ヅル処ノ天子」時代の隋の絶域外交、乙巳の変の背景にある国際緊張など、外交文書、外交儀礼を丹念に読み解き、四世紀から一三世紀にいたる東部ユーラシアと古代日本の実像に迫る。

【目次】
序章 日本と中国への視線
第一章 東アジアと東部ユーラシア
1 「冊封体制」論と「東アジア世界」論
2 東部ユーラシアという視点
第二章 第二次南北朝時代と平安期日本
1 第二次南北朝時代
2 非君臣関係と致書文書
3 非対称の外交儀礼
4 平安期日本と東部ユーラシア
第三章 倭の五王と第一次南北朝時代
1 五胡十六国時代と倭国の半島進出
2 第一次南北朝時代と倭の五王
第四章 唐の全盛期と日本律令制の成立
1 隋‐突厥関係と倭国
2 大唐帝国と白村江の戦い
3 大唐帝国の崩壊と日本律令制の導入
第五章 律令国家日本と東部ユーラシア
1 律令国家日本と「帝国」
2 日本と新羅の相克
3 君臣関係拒否の諸相
4 「帝国」日本の変質
終章 新たな世界史像の模索
関連年表
参考文献
あとがき
索引

目次

序章 日本と中国への視線
第一章 東アジアと東部ユーラシア
1 「冊封体制」論と「東アジア世界」論
2 東部ユーラシアという視点
第二章 第二次南北朝時代と平安期日本
1 第二次南北朝時代
2 非君臣関係と致書文書
3 非対称の外交儀礼
4 平安期日本と東部ユーラシア
第三章 倭の五王と第一次南北朝時代
1 五胡十六国時代と倭国の半島進出
2 第一次南北朝時代と倭の五王
第四章 唐の全盛期と日本律令制の成立
1 隋‐突厥関係と倭国
2 大唐帝国と白村江の戦い
3 大唐帝国の崩壊と日本律令制の導入
第五章 律令国家日本と東部ユーラシア
1 律令国家日本と「帝国」
2 日本と新羅の相克
3 君臣関係拒否の諸相
4 「帝国」日本の変質
終章 新たな世界史像の模索
関連年表
参考文献
あとがき
索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

四四三屋

2
東アジア世界を考える時に、とくに古代・中世においては所謂「冊封体制」が基本であったと考えられてきた。しかし本書を読むと、西北の王朝と東南の王朝との二つの中心があった、東アジア世界の秩序として存在していたと云う説明には目から鱗が落ちる思いだった。知らず知らずのうちに「中華思想」に立脚した世界秩序を想定していたからである。しかしその様に考えると、清朝の時代は、西北と東南の融合の時期となり、統一的な中華世界が現出したことになる。この点については現在の中国を理解する上でも再考の価値があるような気がした。2014/11/21

Takashi 

0
東部ユーラシアの定義からはじまり、中国周辺諸地域に対し中国と変わらない位置づけをした上で、いくつもの国際秩序のスタンダードが併存していたことを明らかにする。また、律令導入を契機として日本の外交が変質したいっぽう、倭国以来の伝統を堅守した部分もあることを説く。それが平安時代初頭により一層中国的に変貌をとげ、840年代になると大陸の文物から文化へと貴族層の関心がスライドするという。実に挑戦的な外交史であることは大いに評価できるが、仏教に対する眼差しがもう少しあればとも感じた。2016/05/08

さとうしん

0
従来の中国中心の冊封体制論に拠らず、日本・中国諸王朝・朝鮮半島諸国・吐蕃・突厥など「東部ユーラシア」の諸「帝国」による複数の国際秩序が併存していたという観点から古代の外交史を描く。著者は日本史畑の研究者で、外国語の研究はあまり読んでいないということだが、日本人による研究成果を把握し、整理できているという印象。従来は日本が朝鮮諸国を巻き込んで「小中華」の形成をはかっていたとされていたのが、朝鮮諸国など他の国も似たようなことをやっていて、時には中国諸王朝も従属する立場になることがあったということになるのか。2014/02/28

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