内容説明
あの夏、あの海で、いったい何が起きたのか……。第13回ネット小説大賞を受賞した新感覚ライトホラー。
第13回ネット小説大賞受賞作品。
あの夏、あの海で、いったい何が起きたのか……。
南の離島・比彌島。
幼い頃に訪れたその場所での記憶は、なぜか曖昧なまま、ずっと心の奥に引っかかっていた。
大学生になった颯斗は、あるきっかけで再びその島を訪れることになる。
懐かしいはずの風景。けれど、どこかがおかしい。
島の人々の様子、奇妙な風習、そして海で明らかに感じたあの違和感。
思い出せないはずの記憶が、少しずつよみがえっていく。
あのとき、自分は何を見たのか。そして、この島で何が起きているのか。
ただの帰省のはずだった旅は、静かに、だが確実に非日常へと変わっていく。
やがてたどり着くのは、恐怖だけでは終わらない、ひとつの記憶の物語。
これはハッピーエンドなのか……?
読む人によって捉え方が違う。だけれども爽やかな読後感のある新感覚ライトホラー。
ホラーの入り口としても楽しめる、少し不思議で、すごくやさしい物語。
心に灯りがともる。主婦の友社の新文芸レーベル「キャンドルライトブックス」第1弾作品。
悠井 すみれ(ユイスミレ):東京都在住の兼業小説家。2024年『あやかし遊郭の居候』(富士見L文庫)で単著デビュー。以来、『煌めく宝珠は後宮に舞う』(角川文庫)、『呪い子と銀狼の円舞曲』(富士見L文庫)など、和風ファンタジー、中華後宮ものを中心に活動中。ネット小説大賞を受賞した本作は、初の現代もの・ホラー作品となる。
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