内容説明
私たちは、スマホをのぞくたびに「洗脳」されている――。
インターネットにアクセスするたびにトラウマを揺さぶられ、思ってもいなかった行動をとらされるという現在のネット社会を鋭く分析する、ハーバード講義を完全書籍化!
朝鮮戦争で捕虜となり、共産党に転向して帰らなかった捕虜たち。
カルト宗教で、拘束されているわけでなくても逃げ出さない若者たち。
暴落した暗号資産でも、惑星の配列から売らないと決めている暗号資産占星術の信者。
すべての問題に「洗脳」が関わっている――。
我々はどこまで「自分で選んだ」と言えるだろう…?
「見えている世界」がひっくり返る、全く新しいメタ認知の世界!
はじめに――21世紀におけるマインドコントロールの技法
第1部 洗脳の登場
第1章 思想改造された男たち
――朝鮮戦争で共産主義を吹き込まれた米兵捕虜
第2章 収容所の洗脳プロセス
――祖国にそむいた「裏切り者」たちの終わらない戦争
第3章 洗脳を研究し始めた科学者たち
――トラウマという時限装置
第4章 暴力とPTSD
――精神を破壊するサバイバル訓練、CIAの極秘計画、公開実験
第2部 洗脳の拡大
第5章 手術や電流で脳をコントロールする方法
――レナード・キリーの悲劇
第6章 カルト集団の洗脳
――マンソン・ファミリーと神の子供たち
第7章 被害者か加害者か問題
――パトリシア・ハースト誘拐事件
第8章 脱洗脳プログラムの闘い
――カルト二世の苦悩、人民寺院の集団自殺、統一教会の巧みな勧誘
第3部 21世紀の洗脳
第9章 感情操作ビジネス
――画面をタッチするだけで情報を盗まれ、感情を操作される
第10章 大衆を動かすテクノロジー
――ラジオ番組、ネガティブなニュース、AIフレンド
第11章 みずから仮想通貨に洗脳される人たち
――不平等から生じる新しいカルト
おわりに



