内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
マニアックな趣味は数あれど、中でも「仏像マニア」として知られるみうらじゅん氏。そのマニア道の原点には、祖父「ブツゾー・マスター」の存在があった。祖父との出会いをきっかけに、特撮好きの少年はいつの間にか仏像の魅力に取り憑かれていく。仏教系中学校への進学、寺の息子(=エリート)との出会いなど、周囲の人々や環境に後押しされながら、「仏像マニア」へのステップを一歩ずつ駆け上がっていくのだが……。いわばマニア道「前夜」とも言える、みうらじゅん氏の原点を描いた自伝的小説。巻末で解説を寄せるのは盟友・いとうせいこう氏。さらに、仏像を描いた著者の作品も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
80
最高に面白かった!みうらじゅんさんの仏像好きのルーツはおじいちゃん。休みのたびに仏像めぐりをするおじいちゃんと孫。いいな〜。みうらじゅんさんとおじいちゃんの関係もとても上品で素敵だった。 2026/06/10
tetsubun1000mg
18
みうらじゅん氏の名前は深夜番組「タモリ倶楽部」で時々みるロン毛でグラサンの変わったものを収集している人のイメージしかありませんでした。 しかし、定期購読している「本の雑誌」久田かおり氏のエンタメ系書評で一番目に紹介されていたので読んでみた。 みうら氏の京都での小学生時代はウルトラマンと怪獣で一杯だったが、祖父との出会いから仏像へと大きく転向することになる。 中学・高校も仏教系の私立東山高校へ進むところまでの話となる。 仏像にはなんの興味も湧かないが、のめり込み具合が面白くて深夜まで掛かって一気読みした。2026/05/29
ryohjin
16
怪獣に熱中していた小学4年のみうら少年が、ブツゾー・マスターであるおじいさんの手ほどきを受け、ブツゾー・キッドに成長していきます。なによりもブツゾー・マスターとの交流があたたかく、ご両親からも愛されて育ってきたことが伝わってきます。みうら少年のブツゾー愛の深さが結集したスクラップ帳の写真。好きなことに夢中になる姿が素晴らしい。初デートで東寺の立体曼荼羅に行き敗戦した少年も、中学の終わり頃には音楽への興味が上回るようになり、やがてくるブツゾー・マスターとの別れが切ないです。いいお話を読ませてもらいました。2026/05/01
静かな月を見てる
11
みうらじゅんの少年期の自伝。ブツゾー・マスターのおじいさんとの交流が微笑ましかった。孫とこんなにも深く繋がれる趣味を持てるなんて、おじいさんはさぞ楽しかったことでしょう。2026/05/14
TI
9
これはエッセイではなくて自叙伝。小学生のみうらじゅんが祖父に仏像を教えられハマり2人で寺院巡りなどをしその後高校生になり音楽に興味が出て別れるという青春のお話。2026/05/10




