絵の具がかわくあいだ

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絵の具がかわくあいだ

  • 著者名:いせひでこ【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 講談社(2026/07/01 配信開始予定)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065400159

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内容説明

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記憶を育て、物語を育てる--
『ルリユールおじさん』で知られる絵本作家、いせひでこの最新エッセイ集。映画や絵本などとの触れ合い、幼い子たちとの交流など、絵筆を使わずに描いた、絵描きの日常。

『ルリユールおじさん』『大きな木のような人』『まつり』の〈木の三部作〉や、詩人・長田弘氏とのコラボレーション『最初の質問』『幼い子は微笑む』など、数々の名作絵本を生み出してきた画家・いせひでこが、出会ってきた映画や絵本、俳句のことや、インスピレーションの源となった日常の様子を描きます。

なかでも、東日本大震災の直後、孫の様子を観察して描いた「絵日記 絵の具がかわくあいだ」や、福島県飯舘村に毎年通ってワークショップをした子どもたちへのメッセージ集「子どもたちよ、子どもたちよ」の章からは、絵本づくりとは違う形で子どもに寄り添う、いせひでこの姿勢が伝わります。

目次より
 ・こんな風に読んできた、書いてきた
 ・見えないものを描く
 ・モチーフとの出会い
 ・絵日記 絵の具がかわくあいだ
 ・俳句、詩、絵本
 ・子どもたちよ、子どもたちよ
 ・あとがきにかえて 5歳のピッピ

いせひでこ 
画家、絵本作家。1949年生まれ。13歳まで北海道で育つ。東京芸術大学卒業。野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞美術賞などを受賞。『ルリユールおじさん』(2006年、現在講談社)は講談社出版文化賞絵本賞を受賞、ベストセラーとなる。宮沢賢治とゴッホの研究、スケッチの旅の出会いや実感から、絵本やエッセイを発表しつづけている。作品に『大きな木のような人』、『まつり』、『最初の質問』『幼い子は微笑む』(詩・長田弘)(すべて講談社)などがある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

14
いせひでこのエッセー集。長田弘「風のことば 空のことば 語りかける辞典」のエピソードから始まり、子どものころ思い出、芸大の卒業制作を放り出してパリに1年行った話、震災の話など、著者の感性がにじみ出る話が多い。長田弘の「記憶は、過去のものではない。むしろ過ぎ去らなかったもののことだ」はいい言葉だなあ。この言葉に支えられて5歳の絵描きを描いている。いせひでこは、今まであまり意識していなかったが、グラタンおばさんやアカネちゃんシリーズの絵も描いていて、これまで何冊も作品を読んでいたようだ。2025/08/09

都忘れ

10
今から30年以上前、5歳で亡くなったハスキー犬グレイと暮らした日々を綴った3部作は私の宝物のような本でした。やはり犬を飼おう、と背中を押してくれた本でもあり、彼女の描く温かみのある絵と文章が好きでした。そんないせさんの最新エッセイ集。グレイのことや幼少期の思い出、チェロのこと、俳句のこと、お孫さんのことなど多岐にわたり語られている一冊。特に比重が大きかったのは東日本大震災への思いとその後の子どもたちへの活動のこと。飯館村に毎年通ってワークショップとしたときのメッセージが心に深く残る。2025/09/11

入江大和

7
自らを絵描きと呼ぶ画家のエッセイ集。いせひでこさんの画には、風や光や樹々やこれから伸び行く幼い子供たちが贅沢なまでの空間を使って美しく描かれている。それは詩ととても相性がいいなんて浅はかに思っていたけれど、一枚を描くのに、詩と向き合い、生活のすべてを描くことに捧げていたのでした。震災で倒れた樹、残された瓦礫、皆の日常、いなくなってしまった人々の涙と向き合う絵描きの覚悟。被災地で行われている子供たちと共に絵を描くワークショップ。絵の神様っているんだなあ。2025/08/16

chuji

5
久喜市立中央図書館の本。2025年7月初版。1997年~2024年に諸誌に掲載されたものに書き下ろし二編を加えたエッセイ集。『手で字を書かなくなった。絵も描かなくなった。本も読まなくなった。人の思考が体から離れつつある。手の中の小さな電子機器に脳も心も吸い取られている。』P.199著者の伊勢英子さんは画家・絵本作家さんで、ご主人はノンフィクション作家の柳田邦夫でした。2025/08/15

ぱぴぷぺぽ

3
開いたページで楽しめる。震災、お孫さん、詩歌、絵、絵本etc. 内容は多岐にわたっている。 いせひでこさんの絵本ファンとしては ルリュールおじさんの工房を見学した話などとくに興味を持った。2025/08/30

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