リブラノベル<br> 「もう頑張れません」と告げて去った書簡官を、王太子は思い出せなかった~王国は破綻しましたが、私は隣国の侯爵様に溺愛されています~

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リブラノベル
「もう頑張れません」と告げて去った書簡官を、王太子は思い出せなかった~王国は破綻しましたが、私は隣国の侯爵様に溺愛されています~


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内容説明

六年間、婚約者として王太子を補佐し、外交書簡を一人で書き続けたフィリーネ。
五カ国語の翻訳、条約草案、暗号通信――すべてを担いながら、感謝の言葉は一度もなかった。
「たかが書簡だ」と婚約破棄された翌日、王宮の外交は崩壊する。
そして彼女の丁寧な追伸を、三年間、読み続けていた隣国の侯爵が、三日の距離を二日で駆けつけた。
これは、伯爵令嬢にして、忠実な書簡官フィリーネが名前と誇りを取り戻す物語。
書簡をめぐる権力の暗躍と、彼女を支え愛する侯爵の秘めた想いが交差する大長編。

目次

序章 騒動の始まり
一章 幼女とナーレス家
二章 幼女と夢の牢獄
三章 幼女と風の神話
四章 幼女と皇帝
五章 幼女と白銀の御旗
終章 祭りが去ってまた祭
第1話 引き継ぎ不要――では、誰が困る
第2話 鍵付きの箱、何を守る
第3話 返書の猶予、残りわずか
第4話 代役が詰まる理由はどこだ
第5話 走り続けた靴が、石段を知っている
第6話 走らなくていいのに、止まれない
幕間1 空の色を聞く夜
第7話 謝罪の一文だけ、書けなかった
第8話 封蝋の中身は、まだ不明
第9話 追伸一行で、なぜ空気が変わる
第10話 静かな断言が、矛先を変える
第11話 三秒の沈黙――言えない名前
第12話 返書の刻限――外に恥が出る
幕間2 二日で来る人
第13話 折り目のついた一通
第14話 署名の裏――別の筆跡は誰のもの
第15話 呼び戻しは「本日中」
第16話 「もう頑張れません」――続くはずの言葉
第17話 契約文の余白に、言えないこと
第18話 窓のある机に、次の手は来るか
幕間3 定時のあとに残るもの
第19話 追伸帳面は、どう映る
第20話 次の会談までに、立場を決める
第21話 噂の火種は内側か
第22話 守ると言いたいのに、仕事の顔
第23話 鍵穴に残る気配
第24話 守りの手順は間に合う?
幕間4 噂を紙にしないために
第25話 返還期限付きの要求
第26話 対等の条項が、刺さる
第27話 味方のはずが、噛み合わない
第28話 署名の前、私情が滲む
第29話 複製の管理者は、誰
第30話 条約の締切――夜が短い
幕間5 署名前夜の余白
第31話 暗号の裏に、別の要求
第32話 名のない勝利に、手が伸びるか
第33話 会談の最終刻限
第34話 書簡箱を狙う影が動く
第35話 言葉より先に、視線が漏れる
第36話 書き換えたのは誰だ
幕間6 記録を数える夜
第37話 改竄で得をするのは誰
第38話 猶予は一度きり
第39話 足跡が二つに増える
第40話 裁く前に、救う範囲
第41話 言葉の代わりに手が伸びる
第42話 逃げられない日取り
幕間7 鐘の前、救う範囲
第43話 静かな提示で空気が変わる
第44話 責任の行き先はどこだ
第45話 謝っても、取り戻せない
第46話 宣言の鐘が鳴るまで
第47話 呼ぶ直前で、遮られる
第48話 願いを条文にできない夜
第49話 その条件は、何
第50話 返事は今、逃げない
第51話 選び合う一筆
第52話 好きの手前で止まる
第53話 昨日の空と、明日の空
第54話 追伸の意味が変わる夜
追章第1話 婚約しても
追章第2話 フィリーネ名義、最初の返書
追章第3話 王宮の名残は、まだ静かに追ってくる
追章第4話 折り目のついた一通を、今度は手渡しで
追章第5話 最後の一行を、二人のために

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