内容説明
急速な普及により,いまや社会のインフラとなったソーシャルメディア.だが中傷・炎上・フェイクニュースなどの問題も深刻化している.規制や制限に留まることなく,利用することで我々の生活と社会をより良く変えていくメディアへと再生するために求められる指針=〈倫理〉のあり方とは.気鋭の研究者による共同研究.
目次
まえがき(河島茂生)
序章 倫理的デザインのための見取り――岐路に立つメディアを目の前にして(河島茂生)
第Ⅰ部 ソーシャルメディアのリテラシー、アルゴリズム、アーカイブ
第1章 サイボーグ時代のメディアリテラシーとポストヒューマン倫理(坂本 旬)
第2章 インフラ化するプラットフォーム(宇田川敦史)
第3章 ユーザー生成コンテンツのアーカイブは可能か?(塩崎 亮)
第Ⅱ部 ソーシャルメディアの社会的対立
第4章 ソーシャルメディアのアフォーダンスとジェンダー――テクノロジーが生む分断と暴力をいかに乗り越えるか(田中洋美)
第5章 ソーシャルメディアと認識的不正義(村上祐子)
第Ⅲ部 ソーシャルメディアと心・精神
第6章 覆いつくされる日常――予測的符号化・おしゃべり・好奇心(杉浦義典)
第7章 「生きる意味」の情報倫理――ロゴセラピーの観点から(竹之内 禎)



