ニコ・ティンバーゲン - 動物行動学を築いたナチュラリスト

個数:1
紙書籍版価格
¥4,620
  • 電子書籍

ニコ・ティンバーゲン - 動物行動学を築いたナチュラリスト

  • ISBN:9784314012171

ファイル: /

内容説明

鳥と自然を愛した生物学者の学問と生涯

自然への愛を育んだ幼少期、グリーンランドで触れた真の野生、ナチ占領下の収容所生活、4つのなぜ、1950~60年代オックスフォード大学のハードコア・グループ、デズモンド・モリスやリチャード・ドーキンスらとの師弟関係、コンラート・ローレンツとの奇妙な友情、ノーベル賞受賞、晩年の躓き――

ニコと同郷出身で長年親交の深かった著者が、膨大な文献や手紙、関係者たちへの丹念なインタヴューをもとに、生物学の巨匠の生涯を等身大で描き出した本格評伝。図版154点。

鈴木俊貴氏推薦[東京大学准教授・動物言語学者、『僕には鳥の言葉がわかる』(小学館)著者]
「動物行動学を切り拓いたナチュラリスト、ニコ・ティンバーゲン。その生涯を弟子ハンス・クルークが生き生きと描き出す。貴重な写真やイラストとともに、当時の知の胎動が映画のようによみがえる。心に深く残る伝記」

「クルークは巨匠ニコにふさわしい伝記を仕上げた。これは彼にしか書けなかった本だ。読み始めたら止まらなかった」
――リチャード・ドーキンス

目次

はじめに

第1章 野鳥と科学

第2章 オランダ育ち
 家庭・兄弟・友人・学校/自然を愛する若者たちの組織/海外旅行

第3章 大学生活とグリーンランド
 授業をサボって/大学院生時代/グリーンランド

第4章 1930年代のエソロジスト
 グリーンランドから帰国後のライデン大学/ジガバチ類のフィールド研究/ライデン大学での実験/ニコとコンラート/コンラートのもとを去り、ふたたびライデン大学で

第5章 第二次世界大戦と戦後
 ドイツ軍による占領/戦後のライデン大学で/生産性・アイデア・旅行/本能の研究/オックスフォード大学への転出

第6章 再出発――1950年代のオックスフォード大学で
 到着/ハードコア・グループ/著作と学問/1950年代後半の学生たち/ニコの研究プロジェクト/ニコとアカデミア/家庭と仕事

第7章 ニコのふたつの世界――1960年代のオックスフォード大学で
 砂丘、鳥、そして獣/4つのなぜ/ウォルニー島/セレンゲティ/写真と映画撮影/ふたたび大学人として、ニコの別の世界/著述・講演・国際会議/家でも、仕事していても、どこにいてもうつになる

第8章 ノーベル賞と人間行動
 ノーベル賞受賞者/小児自閉症/アレクサンダー・テクニーク

第9章 黄昏ゆく日々
 引退/旧友たち/家族・別荘・生活

第10章 ニコのレガシー
 評価/成果──出版物と影響力/栄誉/継承された学問/志を継ぐ者たち/追想

訳者あとがき

ニコ・ティンバーゲン著作一覧/註/索引

最近チェックした商品