〈知〉の取扱説明書

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〈知〉の取扱説明書

  • 著者名:仲正昌樹【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 作品社(2026/06/24 配信開始予定)
  • 夏至&父の日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/21)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784861828928

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内容説明

“知にはたらけば、役に立ち、痴に棹をさせば、そのまま流される。”
タメになる「知」/ダメになる「痴」の見破り方、著者初公開!
教養の本質/語学の具体的な学習法/意外なWikipediaの使い方/独学の仕方/身体を使った勉強法などなど、“学び”を確実に身につけるためのテクニックを伝授。

「ググりさえすればすぐに知識が手に入っていると思っている人間は、自分の身体を使って調べたり、覚えたり、表現したりする努力をしなければ、その知識が身に付かない、すぐに忘れてしまう、目の前にあっても見当違いの解釈をして、恥をかくようになる、ということが分からない」

英・仏・独など語学を縦横無尽に使いこなし、古今東西古典の叡智と現代思想にも通じる著者だからこそが教えられる、“痴”にならないための「知」の取り扱い方。

【著者プロフィール】
仲正 昌樹 (ナカマサ マサキ) (著)
1963年広島生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。 現在、金沢大学法学類教授。専門は、法哲学、政治思想史、ドイツ文学。古典を最も分かりやすく読み解くことで定評がある。また近年は、あごうさとし構成・演出の数多くの演劇に、ドラマトゥルグを担当し自ら訳者を演じるなど、現代思想の芸術への応用を試みにもかかわっている。・主な著作に、『新版 集中講義! アメリカ現代思想』(NHKブックス)など。・主な編・共著に、『政治思想の知恵』『現代社会思想の海図』(ともに法律文化社)。最近の主な翻訳に、ハンナ・アーレント著 ロナルド・ベイナー編『完訳カント政治哲学 講義録』(明月堂書店)など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

51
初学者向きですが、抜かりがあるといけないので念のため読んでおきました。著者の勤め先の金沢大学の嘆かわしいエピソードをもとに、知識の外部化は知性の劣化を招くと警鐘を鳴らし、シニカルな語り口で「直ぐには分からない」ことが分かるようになるということが知性だといっています。多くの読書人に対するメッセージは第4章以降の後半で、簡単に解決するような方法を求めるのではなく、地道に丁寧に読んでいくことを勧めています。「人文系の学問を勉強するときには、いつか読みたいという気持ちは大事です。」と勇気づけられます。2022/05/10

K.H.

11
ブックガイドというか、学問の心構えを説く本。でもこの手の本にしては要求がだいぶ高い気がする。学者を目指す人向けといった感じで、不勉強の身にはただ恐れ入るほかない。ただ、「ブックガイド」と銘打っているのだから、やはりもう少し本を紹介してほしかった。あと外国語学習の箇所で、自分の授業ではこの程度の文は自然に口から出てくるようになるよう指導している、と紹介された肝心のドイツ語例文が間違っているのには笑ってしまった(ドイツ語のミスはもう一箇所見つけた)。語り口がわりと高圧的な分、これはちょっと恥ずかしい気が。2023/02/12

Ayana

8
真面目に勉強をしてみたいと思っている人は一読の価値があります。いや、一読どころではないくらいの価値があります。学問をやるには楽な道なんてないんですね。すぐに結果や評価を求める人が多い中で、いかに辛抱して継続できるか。実践はすごく難しいことだと思います。でもちょっとがんばってみようかなと思えます。Twitter論客やダメ学生への辛辣な言葉が不勉強な自分にも刺さって、アイタタ…となりました。2023/11/06

Zensohya

5
酷い感想だけれど、約言するなら、Twitterで遊んでる場合ではなく、本当に学んで、知性を体得したいのなら、読んで書く、聞いて書く、という地道な反復練習しかないのであり、自己顕示欲の制御、自己規律は至極当然に必要であり、その苦痛を耐え忍ぶことができない者には手に入れられないのである、という話と受け止めた。何を今更な話とも言えるし、こんな時代だからこそ今更な話をせざるを得ないというのでもあるだろうと思う。35歳手前の身、それこそ今更だけれども、やらないとは諦められない。とりあえずTwitterアプリは消した2022/05/04

しんだもずく

4
相変わらず笑っちゃうほどに率直に書かれていて本当に面白い レベルの低い大学生へのギリ悪口にならないくらいの悪口とか、Twitter論客(笑)への悪口とか。かなりパンチラインが多いので尻込みする向きもあるかもだけど、一貫して情報をしっかり精査しましょうとか、学問に王道も道場もないので自分のものとして〈知〉を扱えるように真摯に取り組みましょう、というような話で、書かれている要求水準はそこまで高くなく、必要最低限についての話をずっとしているように思う(それを高いレベルで続けることはもちろん非常に難しいのだが)2022/07/31

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