内容説明
美術館設計は建築家の夢。師の願いを叶えるべく、助手のレンは住民の立ち退きに奔走する。資本家令嬢Qと未完成の建物を買った人民の欲望は交差し、ドラマは思わぬ方向へ転がる。矛盾だらけの中国大陸に「まごころ」はあるか? 奄美のリゾート開発計画を巡る悲喜劇を描く新潮新人賞受賞作「さびしさは一個の廃墟」併録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おかむら
23
芥川賞候補作。「新潮」4月号に載ってます。中国の建設途中で不況のために放置された高層マンションを美術館にする計画に巻き込まれた日本人建築家の話、だと思うんですが…。そんなに難解な文章って訳でもないのに全く話が頭に入ってこなかったわ。途中から惰性で文字だけ追ってました。純文学ムズ! 2026/06/20
あるもん
1
難解でした。中国で社会問題になっている爛尾楼(らんうぇいろう)についての知識が多少必要だったかもしれないです。視点がころころ入れ替わる文体だったので、何度も迷子になりました。読み終わってみると、このタイトル「丹心」というのがとても効いてきます。単行本も発売されるらしいので、再読してみたいです。 新潮2026年4月号 第175回芥川賞候補作品2026/06/22
大塚スバル
0
「新潮2026年4月号」を検索したのですが、なぜかヒットしないのでこちらに記録。 今回のノミネート作をいくつか読んだのですが、一番難解でした。私の知識量や読解力不足だと言われればそれまでですが、それだけではないようにも思います。 比喩を駆使したような描写は多い(過剰?)のですが、客観的な説明部分が少なめで、状況がうまく捉えられなかったり、取り違えそうな箇所が多いです。それでも、中国の事情・闇が感じられる味のある小説ではあります。 https://bookbookerbookest.com/92vj2026/06/21
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