丹心/まごころ

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丹心/まごころ

  • 著者名:仁科斂【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 新潮社(2026/07発売)
  • ポイント 20pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103571414

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内容説明

美術館設計は建築家の夢。師の願いを叶えるべく、助手のレンは住民の立ち退きに奔走する。資本家令嬢Qと未完成の建物を買った人民の欲望は交差し、ドラマは思わぬ方向へ転がる。矛盾だらけの中国大陸に「まごころ」はあるか? 奄美のリゾート開発計画を巡る悲喜劇を描く新潮新人賞受賞作「さびしさは一個の廃墟」併録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

149
第175回芥川賞候補作・受賞作第五弾(5/5)コンプリート、今回も候補作です。建築×純文学、表題作芥川賞候補作よりも、新潮新人賞受賞作「さびしさは一個の廃墟」の方がオススメです。 但し、理系で偏差値の高い著者が、知識や蘊蓄を詰め込んだ容で、少し鼻につきました。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003027.000047877.html2026/08/28

シナモン

83
建築のお話。「時の家」を思い出す。「時の家」はとても情緒的な物語だったけど、こちらは生々しい。中国の廃墟となったマンションを美術館に。それに絡む日本人建築家とその弟子。丹心をもって後世に残し伝えていくことの意味。新潮2026/4月号にて読了2026/06/30

ヘラジカ

32
175回芥川賞候補作を読むのはこれで四冊目だが、今のところこの作品が一番難しい。いや、小説自体が難解というのではなく、どこがどう評価されたのかが今一つ理解できないのだ。レンと鹿野川という主体性が曖昧な二つの人物を軸に展開しているため、ピントがどこに合わせられているかが不明瞭で、肝心要のタイトル「丹心(まごころ)」が何を指しているのかも分かるようで分からない。現実的に見えて現実離れしている筋書きにもモヤモヤ感が残る。が、分からなさも含めての純文学なので読んでいて楽しくはあった。2026/07/18

おかむら

24
芥川賞候補作。「新潮」4月号に載ってます。中国の建設途中で不況のために放置された高層マンションを美術館にする計画に巻き込まれた日本人建築家の話、だと思うんですが…。そんなに難解な文章って訳でもないのに全く話が頭に入ってこなかったわ。途中から惰性で文字だけ追ってました。純文学ムズ! 2026/06/20

石橋陽子

14
よくわからない作品。まごころの意味もわからない。資金繰りに行き詰まった開発事業者が途中まで建てて打ち棄てたままになっている集合マンション棟を、美術館に設計し直してくれという依頼があった。師の願いを叶える為に住民に立ち退きをお願いする。中国の時事ネタが入り込み、資本と土地が絡み合い、また、著者が香港、上海、ロンドン育ちでオックスフォード大卒の経歴を持つため、多角的な視野を持ち過ぎて、置き去りに。再読したら違って見えるのだろうか。芥川賞候補作だが、選評を読んでみたい。最近芥川賞候補作は建築系が多い気がする。2026/08/13

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